前回3種のスパイスを使ってチキンカレーを作ったが、今回は4種にするとどうなるのか試してみた。
レシピは同じく「理由がわかれば もっと美味しく作れる!スパイスカレーの教科書」である。
4人分のスパイスの総量が「小さじ8」というのは同じだが、コリアンダー:ターメリック:カイエンペッパーの比率6:1:1を、新たにクミンを加え、コリアンダー:クミン:ターメリック:カイエンペッパーの比率を3:3:1:1にする。
要はコリアンダー6から、コリアンダー3+クミン3への変更だ。
コリアンダーは「主要スパイスで、料理を調和してまとめる役割がある」らしい。クミンは「カレーの香りとほろ苦さが特徴」で「ツンと鼻をつく力強い香り」。ま、これだけではよくわからない。
鳥のもも肉は600gくらいでいいらしいが、今回は800gほど使った。
ニンニクすりおろし20g、生姜すりおろし10グラムを100gの水に混ぜておく。
トマトの水煮缶の半分200gと混ぜ合わせたスパイスを用意しておく。
玉ねぎを炒めるのに「油大さじ3」というのは多すぎないかと思うくらいだが、とにかく水分を飛ばすことが大切なようなので、レシピどおりとする。
前回、オリーブオイルを使ったが、レシピどおりサラダ油に変更する。
玉ねぎが焦げてしまった。
生姜水を入れて水分を飛ばし、次にトマトの水煮を入れて水分を飛ばしたら火を止めてスパイスを混ぜる。
スパイスが残った油を吸っていい感じになった。
水400mlを入れ、肉を入れて煮込めば出来上がり。
スパイスを増やしたことで、確かに複雑な味になった。
自分で言うのもなんだけど、すごく美味しい。日頃小食の家族もあっと言う間に平らげてしまった。
前回、コリアンダーは粉末ではなく、種を擦りつぶして粉にしたものを使ったため、種の外皮などで空間ができ、小さじ8という必要量を満たしていなかった可能性がある。
「教科書」には色々なことが載っていて、この先まだまだ美味しいものが食べられるのだと思うと、それに費やす時間があることに感謝したくなってくる。
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