真鍮の壁掛け時計

時計

脱衣所に壁掛け時計があると、仕事の日の朝は便利だねと妻と話をして、さっそく作ってみることにしました。

今回の時計は真鍮を使い、数字や模様を腐食させて表してみたいと思います。

2㎜厚の真鍮の板を金属ハサミで切ります。真鍮の板は30㎝×30㎝で1,300円ちょっとでした。

ハサミも同じくらいの価格で、銅板1㎜厚まで切ることができるステンレス製のものです。

トレース紙の下にカーボン紙を敷き、マスキングテープの上に数字などを転写します。

マスキングテープをデザインカッター、穴あけポンチなどを使って切り取ります。

切り取ったところがエッチング液で腐食し、色が変わります。

表面を下にして駅に浸します。

エッチング液は常温なので、室温の16.5度くらいだと思います。

15分程経過してから、大きなピンセットで板を取り出しては水で洗い流し、、腐食具合を確かめました。約30分で終了しました。

ピンク色に腐食したのが予想外の喜びでした。

木の板を巻き込むようにして真鍮板を固定しましたが、急いだせいか、縁が真ん丸にはなりませんでした。

急いだ理由は、1回目に大失敗したからです。

エッチング液に15分浸し、腐食が進んでいないように思ったので40度で湯煎し…、まだまだだと思ってその間に洗濯物の取り込みや食器洗いを済ませ、1時間過ぎて取り出してみると、腐食が進み過ぎて溶けてしまっていたのでした。

真鍮板の半分、650円損したななどとケチ臭いことを考え、呆然としてしまいました。

もう日が沈みかけていましたが、何かにとりつかれたかのように、板の切り出しから再挑戦しました。しかし急ぎすぎたため、板金で失敗しました。

縁に革の紐を貼り、ちょっと整えましたが、カクカクしています。

それでもこの作業から学んだことがいくつかあるので、ほんとうに作りたかった次の真鍮のクラフトに生かすことにします。

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