漆、漆、木工 4月6日

カリンバ

マルベリージャム

今年もマルベリーが実をつけている。3キロも4キロも成るので、鳥たちに食べてもらう。それでも大量に残るのでジャムにして身近な人に差し上げている。味はブルーベリーに比べるとちょっと癖があるが、アイスにかけると抜群においしい。ジャムというよりもソースといったほうが近い。

昨年収穫したマルベリー

ジャムのストックがなくなりかけたので、冷凍しておいた昨年のマルベリーでジャムを作った。年々糖度が増しており、砂糖の量が同じだと前年より甘いものが出来上がる。果実1キロに対し500グラムの砂糖、少々のレモン汁。今回は赤ワインを加えてみた。う~ん、これまでで一番おいしい。鳥の先生が、ヨーグルトにかけたらおいしかったと言ってくれた。

食パンは親戚からのいただきもの。この調子で節約を心掛けたい。玉ねぎや名前のわからない柑橘、柚子も知人からいただいた。焼酎と炭酸で柚子サワーを作ろう。つい今しがた、タケノコがやってきた。

カリンバ

拭き漆3回後の研磨。胴擦粉と種油を混ぜ、脱脂綿を消しゴムに包んだもので研いでいく。ここからの仕上げ工程が好きだ。工程ごと艶が増すのがはっきりわかる。

艶が出たのがわかりますか。

拭き漆をして漆風呂に入れた。あと数日で完成だ。

アゲハチョウ

右側に白漆を塗ったところ。左側は茶色だが、実はこれも白漆。色漆は急速に固まると暗く沈んだ色になってしまう。顔料の色よりも漆本来の茶色が強く発色する。明るい色を保ちたければ、温度、湿度を下げ、時間をかけて固めないといけない。漆風呂に入れず室内で自然乾燥させれば、ここまでの色にはならないと思うが、漆は温度、湿度が一定以上に上がらないと固まらないので、固まるだけで何日もかかってしまう。最後に塗る際は、そうしてみようと考えている。

木工

木工といっても、これは次の漆カリンバの側板の型。もうすぐ完成するカリンバは、ボディサイズが大きく、マーチンギターに例えればドレッドノート型のD-45だ。今度はひょうたん型のOOO-18をイメージして作ってみることにする。

木材の厚みが5㎝もあると、手動の糸鋸ではちょっと無理。電動を使う。それでも2時間かかってしまった。

型に3ミリ厚の側板を挟み込めるよう、電動ヤスリで削る。鳥のような形の「プロクソン マイクロ・ベルトサンダー」は、小さいものを削ったり、細かい作業をするときに役に立つ。ネットで誰かが「プロクソンで一番の傑作だ」と言っていたが、その通りだと思う。もっと早く買っておくべきだった。

隙間に側板が入るか確認

今日は雨なので、ジャコウアゲハを撮りに行くのはやめた。午後はギターやキーボードを弾いて過ごそうと思っていたが、カリンバの型づくりで終わってしまった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました