真面目に料理に取り組む  4月28日

懐かしい時を求めて

庭の生き物

キイロホソガガンボ

朝、庭に出ると、マルベリーの葉でキイロホソガガンボが羽を休めていた。体の模様はハチを真似ているのだろうか。黄色と黒の危険を示す色だ。幼虫は農作物の根を食べるというから、害虫扱いされているのかもしれない。

ナミテントウ

グミの葉にはナミテントウが。幼虫はアブラムシを食べるから、人間にとっては益虫と言える。

このナミテントウは「まだら型」で、他に紋が2つの「二紋型」、紋が4つの「四紋型」、紋が帯のような「横帯型」など、「テントウムシハンドブック」(阪本優介,文一総合出版,2018年刊)には11種が載っている。同じナミテントウとはとても思えないものもいるから面白い。

毎年、幼虫が大量発生する。庭でテントウムシの成虫を見かけるが、それほどの数にならないのは、すっかり鳥に目をつけられているからに違いない。鳥は、幼虫だけでなく、グミの実も食べてしまう。今年はグミのジャムを作ろうと思っているので、実が色づいたら早めに収穫することとしよう。

ハカラメ

一瞬ブドウが成っているのかと思ったが、ハカラメの花が久しぶりに咲こうとしていた。

正式名はセロベンケイというらしい。マザーリーフとも言う。葉の淵から芽がでるため「葉から芽(が出る)」と言われるのだろう。和名をトウロウソウ(灯籠草)と言い、花を見れば和名の方がしっくりくる。

小笠原に実家がある知人からもらったら…増えること増えること。生命力のある植物である。知人が言った通り、屋外でほったらかしの厳しい環境の方が花をつけるようだ。

料理

マルベリージャム

冷凍マルベリーを自然解凍し、砂糖を加えた。実が820グラムだったので、砂糖は半分の400グラム。ただ鍋でコトコト煮るだけ。火を止める少し前にレモン汁と赤ワインを入れる。

ジャムのストックが無くなりかけていることもあるが、3月に前の職場の人たちと飲んでいる時に、隣席の女性にマルベリージャムの話をしたらしい。覚えていなかったが、別の後輩から「彼女、楽しみにしていましたよ」と言われうろたえた。来週、彼女の職場に届けよう。

きざみネギ

ネギを刻んでラップで包み冷凍庫へ。ただそれだけのことだけど、そんなささやかなことでも家族の役に立てるのだ。

鮪のカマの煮つけ

スーパーで買い物をしていて、ほとんど全てといっていいほど値段が上がっているのに驚いた。それでもカマはまだ安い。拳二つ分くらいの大きさで299円。生姜は119円。用途は広い。

昨夜の野菜の煮つけは大失敗だった。味が濃すぎるのが一目瞭然で、私以外誰も箸を伸ばさない。今日こそはと思って取り組んだ結果、好評だった。

レンコンの辛子味噌ソテー

新聞のレシピを見て、材料の種類が少なく(安く済みそう)、簡単につくれそうだったので挑戦してみた。レンコン、味噌、練りカラシ、みりん、小麦粉、サラダ油だけで作れる。

小麦粉をつけすぎると焦げてしまうようだ。次は焦がさない。

ほうれん草

ささっと湯がいたつもりだけれど、まだちょっと時間が長すぎたかなという気がした。

鰹節は鹿児島から取り寄せたもの。削り器は燕三条の刃を使ったもので、切れ味抜群。まだ花になっていませんけど…。

野菜サラダ

調理したものを食卓に並べてみたら、色目がちょっと地味だなぁと思い、野菜を刻んだ。

サニーレタス、きゅうり、トマト、ピーマン、カイワレ大根。ピーマンを食べたのは久しぶりで、価格高騰のため家人は買わなかったのかなと思ったりもした。

鮪の刺身を添えて、何とか夕飯の準備ができた。自分が作ったもので人が喜んでくれるのは幸せなことで、それだけで満腹になった気がした。

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