床下のシロアリ調査をする 5月9日

DIY・手作り

朝、ガスレンジフードの油取りをして、気持ち良くスタートした。コリン・メイを聴いていたらエネルギーが湧いてきて、これなら懸案のシロアリ調査もできるのではないかと思った。

リビングとトイレの床が少し軋む。頭の中には、大量のシロアリが巣くっていて、家が崩壊するイメージがあった。

とはいえ、床下に入り込む勇気はなかなか出なかった。毎年庭で大きな蛇を見かけるが、昨年は妻が大蛇を見たと怖がっており、3メートルを超える蛇と対峙する覚悟もできていなかった。

それでも、床下に入らずともできることはしようと、リビングの床をかかとでドスンドスンと踏み鳴らし、シロアリに対し、直ちに出ていくよう警告した。そんなことで出ていくはずはないが、気休めにはなった。

コリン・メイにもらった勇気で一気にことを進めることにした。懐中電灯、内視鏡カメラ、ゴーグル、マスクを用意。ヘルメットが必要だが持っていないので、帽子を被った。

懐中電灯と内視鏡カメラ

まずは台所の床下収納のボックスを外す。写真にある金属も邪魔だったので外す。

床下は40㎝あり、思っていたよりも高さがある。ほふく前進になるが、168㎝の小柄な私だと、上半身を前屈すれば正座することもできる。

ヤスデの死骸がたくさん転がっていたが、深海のように静かで綺麗だ。

一番気になっているリビングの床下は隣のブロックで、小さな穴の向こうだ。体の大きな人が通るのは大変そう。

大量のシロアリを見ることはなかったが、リビングの床下に小さな穴を発見した。内視鏡カメラを入れてみたが、1㎝も入っていかない。おまけに至近距離すぎてカメラのピントが合わない。

念のため、後日、おうちコープに注文したシロアリ駆除剤を穴にまこう。

さらに小さな穴を2つくぐって隣の隣のトイレの床下へ。シロアリはいないなぁ。

その隣の風呂の床下へ。風呂桶の下って、こうなっていたのか…。

調査を済ませたら、一刻も早くこの穴倉から抜け出したくなった。こんな時に地震が来たら、それで終わりだ。侵入口を誰かに塞がれたら、一生外に出られずここで暮らさなければならない。床の上にいる義母との関係は私が思っている程に良好であろうか。

侵入口から光が差し込んでいるのが目に入り、全てが杞憂であったことに安堵した。

これらの写真を2人の先輩に見てもらったところ、1人は「外壁のつなぎ目やクラックからシロアリが侵入することがあり、大丈夫とは言い切れない」といい、もう一人は「これだけ床下が乾燥していれば大丈夫だと思う。穴はネズミか別の虫が開けたものではないか」と言った。

安心はできないが、自分で薬剤をまいて様子を見ることにする。作業着は汚れてしまったが、気になっていたことに一定の見通しをつけることができ、達成感が得られた。

バイク散歩

午後はお散歩バイクに乗り、まずは約束したマルベリージャムを後輩に届け、次に林道を走り一山越えて、再雇用された別の後輩を訪ねた。仕事が大変そうであった。

千葉山千満寺
頂上で休憩

さらに山をもう一つ越え、先輩の家を訪問。体に良いらしき「発酵液」というものとコーヒーをご馳走になる。少し話をして山を下り、餃子屋で美味しい春巻餃子を買い、親戚の家を訪ね、公民館で予約した本を受け取り帰ってきた。

車がほとんど通らない道をゆっくり走る

アオスジアゲハ、ヒメアカタテハ、見たことがない黒に白い紋のチョウなど、見かけるたびにバイクを停めて舞をみた。

遊び惚けて夕食を準備する時間が十分にとれず、ささっとタケノコご飯を炊いてよしとした。母が肉じゃがと野菜サラダを作ってくれ、私がサバの味噌煮を湯煎して準備が整った。

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