コロナ感染から体が完全に回復するまでに2週間かかり、その間は調理することなど全く考えられなかった。そもそも味覚がおかしくなっているから、つくる意味を見いだせない。そして、それ以前の問題として、体がだるくて何もしたくない。そんな日々だった。
その間、美味しいと思ったのは梨とブドウとバナナとアイスキャンディーだった。もう生涯調理することはないのかもしれないと思ったりもしたが、味覚が戻るとアレを食べたいコレを食べたいとなり、料理本を見てはせっせとつくるようになった。
凍らせてあった鶏のもも肉の塊を解凍し、たこ糸で縛る。もう少し目が細かい方がよさそうだし、締め上げる縛り方は別の方法があるのだろうが、まぁ今回はこれでいい。面倒な作業すら楽しく感じるようになった。
圧力鍋で加熱し、加圧状態になってから5分待って、火を止め減圧する。いいんじゃないでしょうか。
ラーメンにチャーシューを入れて食べる。美味しいです。
夜のつまみにキャロットラペを作っておく。キャロットラペの素とオリーブオイルを混ぜるだけなので簡単。
何となく買っておいた手作りコンニャクを冷蔵庫から取り出し、鷹の爪と一緒に煮る。レシピは1本だったが、味見をしたら物足りず2本加えたら喉が熱くなる辛さになった。これも今夜のつまみかな。
これは数日前の食卓だけれど、ポテトサラダが食べたくなって作った。作るたびにレシピから離れ、大さじ1の酢とマヨネーズだけで味付けするようになった。旨味調味料やコショウは使わない。
ナスは焼いて冷水に浸けて皮をむき、めんつゆ、おろし生姜、砂糖、しょうゆを和えてかけるだけ。
米ナスの味噌焼きは前夜の残り物。オクラはさっと茹でて鰹節をかけたもの。
少し前から漬物をつくるようになった。学生の時、下宿でも毎日手を入れて糠床を管理していて、それ以来だ。ナスがちょうどよく漬かった。
今夜は「阿部ごはん」の「魔法の調味料」を使ってハンバーグを作ることになっている。2回目だから、前回よりも美味しいものを家族に食べてもらえそうだ。
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