魚と猫のぐい吞み 9月16日

木工

丸い木の棒を切断しました。中心を器具を使って記します。

厚みをたっぷりとって、コンパスで円を描きました。

電動ドリルで穴を掘ります。非常に原始的な方法。

ノミを使って穴を大きくしていきます。

他にもあれこれ使います。彫刻の世界。

デコボコしているけれど、一応穴が掘れました。

夜光貝の穴を掘って埋めましたが、やはり隙間があいてしまいました。

隙間は埋めましょう。木粉、米糊、漆を混ぜて充填します。

やっと漆塗りの工程です。下地をつくりました。

隙間があまり目立たなくなりました。

模様をつけるため、紙の猫を切り出しました。

猫の配置を決めて糊で貼ります。

尖った金属で輪郭を描きました。

そこに黄色の漆を塗ります。乾燥すると収縮するので2回行います。

輪郭線が黄色になりました。

猫の模様…ピンクの漆を千枚通しの先につけて、粒々をつけていきます。

九谷焼の青粒を真似てみましたが、職人のような均一のドットにはならないので、開き直って粒々の大きさを変えてみました。

乾燥後、粒々の頂上を耐水ペーパーでちょっと平らにしてから、拭き漆を5回程行いました。

完成ということにします。

水を満たしてみました。

猫たちが騒いでよじ登ろうとしています。

なぜかというと、壁の向こうに大きな魚がいるからです。

しかしこの猫たちは、永遠に魚を食べることができません。私がそう決めたからです。

魚は幸せかもしれませんが、ネコには意地悪なことをしたかもしれません。

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