丸い木の棒を切断しました。中心を器具を使って記します。
厚みをたっぷりとって、コンパスで円を描きました。
電動ドリルで穴を掘ります。非常に原始的な方法。
ノミを使って穴を大きくしていきます。
他にもあれこれ使います。彫刻の世界。
デコボコしているけれど、一応穴が掘れました。
夜光貝の穴を掘って埋めましたが、やはり隙間があいてしまいました。
隙間は埋めましょう。木粉、米糊、漆を混ぜて充填します。
やっと漆塗りの工程です。下地をつくりました。
隙間があまり目立たなくなりました。
模様をつけるため、紙の猫を切り出しました。
猫の配置を決めて糊で貼ります。
尖った金属で輪郭を描きました。
そこに黄色の漆を塗ります。乾燥すると収縮するので2回行います。
輪郭線が黄色になりました。
猫の模様…ピンクの漆を千枚通しの先につけて、粒々をつけていきます。
九谷焼の青粒を真似てみましたが、職人のような均一のドットにはならないので、開き直って粒々の大きさを変えてみました。
乾燥後、粒々の頂上を耐水ペーパーでちょっと平らにしてから、拭き漆を5回程行いました。
完成ということにします。
水を満たしてみました。
猫たちが騒いでよじ登ろうとしています。
なぜかというと、壁の向こうに大きな魚がいるからです。
しかしこの猫たちは、永遠に魚を食べることができません。私がそう決めたからです。
魚は幸せかもしれませんが、ネコには意地悪なことをしたかもしれません。
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