ラッパのようなスピーカーのラジオを作りたくなりました。
まずはスピーカーを収めるラッパを革で作ります。
スピーカーを布で包み、両面テープで貼りつけます。
革のラッパにスピーカーを収め、真鍮のパイプをつなげて出来上がりをイメージしました。
真鍮のパイプをどのようにして曲げるのか調べ、パイプベンダーという工具があることを知りました。
これくらいの角度なら簡単に曲げられます。180度でも大丈夫のようです。
スピーカーのコードを通す穴を開けます。
金属の管を切断する工具も見つけました。
その工具を使って、ラジオ基盤を浮かせるための短い管を作ります。
基盤を浮かせる金具は買うと意外と高いですからね。
ラジオの本体を作ります。
革に絵を描くため、水を含ませて傷がつきやすいようにします。
革の上に下絵を乗せ、さらにセロファンを乗せ、鉄筆でなぞります。
絵が描けました。
部品を取り付ける穴を開け、アクリル絵の具で彩色しました。
穴を開け、革紐でつなぎ合わせます。
スピーカーのコードをパイプに通します。
土台を作ります。
久しぶりの電動糸鋸。
電動と手動のヤスリでデコボコを…なるべくなくします。
だいたい、いいでしょう。
本体が革なので強度が足りないと思い、プラスチック板で補強しますが、形が円錐にならず、カブトガニのようになってしまいました。
土台には漆を塗りました。
カブトガニの形から円錐に近づくよう、板に穴を開け、、革の紐で固定しました。
艶出し塗料を塗って完成!
横顔が気に入っています。何か訴えかけようとしているかのようです。
スピーカーが耳に近いので、時折かすかなノイズ音も聞こえ、またそれがいい感じです。
ちっちゃなスピーカーなのに、直ぐ近くで音が出ているので迫力…とまではいいませんが、他のラジオとの違いがあります。
この形で、革ではなく、真鍮や銅で作ったら面白いなと思いました。
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