革靴をつくったところで、パンツも新調することにしました。
40年間履き続けたパンツは腰のゴムが緩み、ずり落ちてしまうほどでした。
型紙をつくります。
型紙に縫い代を加えて革を切ります。
あとは糸を通す穴を開けて縫えばいいのですが、どことどこを縫い合わせるのかが直ぐにはわかりません。これまで洋裁などやったことがなく、基本的な知識がありません。
何度も古いパンツを確認してから、まず脚を入れる筒を縫い、お尻、その前の部分と順番に縫うことにしました。
縫い上げたものを見ると、何か物足りません。
ベルトがないことに気がつきました。
ベルト通しをつけ、ベルトをつくって通すことにしました。
ベルトの金具を、先生から譲り受けた宝箱で発見しました。
これまではゴムで腰を締め付けていたので、窮屈だったに違いありません。
これからは好みのサイズで調整ができます。
カッコよくなりました。
上着も新調したほうがよさそうです。
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