5月19日のブログに妹の耳鳴りと私の飛蚊症のことを書いた。
私の飛蚊症は相変わらずだが、妹の耳鳴りは、7月に入りパタリと止んだ。
何が効果があったのかは、本人を含め誰にもわからない。ただ、妹と同様の症状で苦しんでいる人が希望を持てることもあるかもしれないと思い、行ったことを記しておく。
仕事を休職し、その後退職
発症したのが飲食店の新規店舗オープン時で多忙だったことや、複雑な人間関係でストレスが溜まっていたことから、思い切ってまとまった期間、仕事を休んだらどうかと提案したところ、連続して休暇を取得し、そのまま退職した。
県内の大学病院
市内の診療所の紹介状で大学病院で検査をしたが、原因不明と診断され、「高齢になれば耳鳴りは多くの人にある。慣れるしかない」と精神科を案内された。「精神科で薬を処方してくれるだろう」とのことだったが、精神科は受診していない。
総合病院
友だちから「名医」の情報が入り、東京の病院を受診したところ、地元の赤十字病院を紹介された。赤十字病院で「左に傾けると耳鳴りが止まるのは、右耳の静脈の血流がなくなるから」と言われた。初めて原因を説明してくれる医師に出逢い、それだけでも気持ちが前向きになれた。
手術により治る可能性があるということだったが、難易度が高く、執刀できる医師は少ないということだった。
耳鼻咽喉科の「Bスポット療法」
耳鼻咽喉科に勤める看護師の娘から、「Bスポット療法」で耳鳴りが治った患者もいると聞き、週1回、計4回施術を受けた。その診療所では「高位経静脈球は先天性のもの」と言われた。
「Bスポット療法」を診療所のホームページで見ると、「慢性上咽頭炎に対する治療」であり、耳鳴りは「治療効果が一定程度期待できるものの、難治な症状」とある。
整体
理学療法士の娘が通っている整体があるが、簡単には予約ができないほどの人気のため、そこで別の整体を紹介していただき通っている。
その前にYouTubeで有名な首都圏の整体師の施術を受けているが、1回で効果が出ることはなく、通うのも現実的ではないため、通院は断念した。
針治療
東京で頭部に針を刺す「頭鍼」を一度受けている。
西野式呼吸法
昔先輩が紹介してくれた西野式呼吸法の本を妹に読むように言った。深い呼吸で酸素や気を体の隅々に送るもの。私もまたやってみようと思っている。
運動(ウォーキング)
「お日様を浴びながら歩いていると、耳鳴りが軽くなるような気がする」と何度か連絡があった。やはり運動は大切なのだろう。
食べ物、飲み物
浄水器の水にミネラル入りの塩を入れて飲むとよいと整体師に言われ飲んでいる。
また、三度の食事も栄養のバランスを考えてとるよう心がけている。
私が勧めた「発酵大豆」を食べ、アントシアニンが桁違いに多く含まれている「紫トウモロコシの粉」を湯に溶かして飲んでいる。
寺社参拝
箱根、静岡などなど、あちこちに参拝した。私も近くの寺社で参拝した。
これで治ってしまったのだろうか
約100日続いた「連続大花火大会」のような耳鳴りは消えたが、そこで安定するのか、これまでとは別の不安に包まれている。ちょっと何か音がすると、また始まってしまうのではないかと思ったりするらしい。
冒頭に書いた通り、何が一番効果があったのかはわからない。何しろ神仏を含めありとあらゆることを行っているため、何が何だかわからないのが正直なところだ。仕事のストレスがなくなったという単純な話なのかもしれない。
しかしこれで1週間耳鳴りがしていないのは事実である。万が一再発したとしても、手術せずにまた治る可能性があり、それはこれまでとは全く違う状況だ。
本人はもちろんのこと、私も私の家族も皆喜んでいる。とりあえず現状に乾杯したい。
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