アメリカシロヒトリ 9月18日

懐かしい時を求めて

アメリカシロヒトリ

庭に出てふと胡桃の木を見上げてびっくりした。葉が葉脈を残してスケスケになっているではないか。

近づいてみると、いるいる毛虫。どんな蛾の幼虫なのかが気になる。

それにしても見事だ。短期間にこれだけ食べるとは。

写真をアップで撮り、グーグルで画像検索。

アメリカシロヒトリらしい。白くて「巫女」のようだと言っている人もいる。

4匹飼育ケースに入れ、他は殺処分した。飼育ケースは屋外に置くことにした。

アメリカシロヒトリの成虫をアップで撮ったことがないので楽しみである。

胡桃の葉はどうせ寒くなれば落ちてしまうので、好きなだけ食べたらいい。

オオスカシバ

カシワの葉にオオスカシバが止まって羽を休めている。体格の良い立派な成虫だ。花の蜜を吸っていたが、おそらくクチナシの葉に卵を産み付けるのだろう。どうぞどうぞ。

カシワのドングリ

カシワの木がぐんぐん伸び4mを超えたので、2m50㎝くらいのところで切り落とした。するとドングリが姿を現したのでびっくり。毎年、春に花が咲くが、風媒花だから受精は難しいと思っていた。今回の切り落としも諦めの気持ちからだったので、驚きはなおさらだった。

どんぐりの図鑑」北川尚史/監修,伊藤ふくお/著,トンボ出版,2001によれば、「ヘソ」の直径は胴の直径の60%だという。「ヘソ」とは、どんぐりの下の部分の、表面の色が変わってザラザラしている部分で、40~50%のドングリが多い中、カシワの60%は大きい方になる。

ドングリが欲しくて植え、諦めて切り落としたら発見したというのが不思議だった。

アゲハチョウ

毎日アゲハチョウが庭で舞うのを眺めている。

キンカンを剪定しようとしたら、アゲハチョウが近づいてきて、目の前で葉に卵を産み付けた。「剪定はおやめください」と言われた気がして「はいそうします」と目を凝らすと、何匹も幼虫がいて、知らせてもらってよかったと思った。

虫が庭を飛び交う情景は幸せの象徴のように思う。

巨峰

庭仕事の締めくくりは巨峰の収穫。といっても一房全体が色づく気配がない。家族が食べる分だけを剪定ばさみで切る。

モッコウバラやマルベリーの枝が隣家にはみ出していたのを切り、朝から汗びっしょり。これ以上作業を続けると頭がくらくらしそうなところで終了。

シャワーを浴び、ビールは夕方まで我慢と自分に言い聞かせた。

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