言霊・縁 12月29日

懐かしい時を求めて

言霊

数日前に河童の掛け軸を手に入れ、「かっぱっぱ~ ルンパッパ~ かっぱ黄桜 かぱっぱ~♪」と子どもの頃にテレビから流れていた黄桜酒造のコマーシャルソングを歌を唄っていたら、妻が偶然、黄桜酒造の酒を買ってきてくれた。

黄桜酒造の酒とは知らず、ただ純米酒のセットを見かけて買ったのだという。

やはり「言霊」ってあるんだと思った。

昔京都の伏見で工場見学したのは黄桜酒造ではなかったか。試飲の酒は本醸造酒で、入館料300円を払うと300円で販売している純米酒を手土産にくれた。

私の感覚は逆だったので質問した。「どうして試飲が純米酒で、お土産が本醸造酒ではないのか?」

すると「純米酒は品質管理が難しいので本醸造酒をメインに製造している」とのことで、そう言われれば確かにそうだけれど、純米酒を良しとする私は、面白みに欠けると思っていた。

この3種は全て純米酒だから、特別に製造した酒になるのだろう。やはり純米酒の方が面白いと思いながら飲み比べをした。

Hさんを取り巻く縁

人との不思議な縁を感じるようになった。

①2015年~2017年 本屋のMさんから「小林清親」「川瀬巴水」の本を買う → ②2023年春 Mさんと釣りに行こうと話したことを思い出し連絡する → ③2023年秋 友達になったHさんの家に「小林清親」「川瀬巴水」の本物の版画があり入手する → ④2023年冬 Hさんの亡きご主人の書架に図書館の除籍本が1冊あり、請求ラベルを見たら私が1993年頃に書いて貼ったものだった。

そのHさんを私に紹介してくれたのは、2022年に30年ぶりに会った知人のRさんだった。

2023年秋 Hさんの家に遊びに行ったとき、隣家のご婦人に会った。以前どこかでお会いした人のような気がしたが、思い出したのは家に帰ってきてからだった。古い友達I君のお母さんだった。I君が経営する静岡の喫茶店を久しぶりに訪れたのは2023年春である。

つい先日、Hさんの昔ばなしを聞いていたら、隣町の料理屋で働いていた話になった。「その料理屋を知っているか?」と聞かれ、去年、その料理屋(閉店)の食器を友達経由でいただいたことを思い出した。

偶然とはいえ不思議である。

コメント

タイトルとURLをコピーしました