使い終わった習字の筆は、洗った後どうするのだろうと思って調べたら、「筆掛け」なるものをネットで見つけた。要は小さな物干し。これなら自分で作ればいい。
物干し竿になる枝を庭で見つくろった。マルベリーの枯れかけた枝を伐採。
ヤマザクラのブロック材と円柱の木材を用意。
枝の長さが少し足りなかったので、円柱の木材で高さを調整する。
電動ドリルで穴を開ける。右の充電式ドリルでは左側の硬い円柱の材を掘ることができず(パワー不足)、左のAC電源のドリルを使った。
電動ルーターを使って穴の縁を綺麗に削る。
ただの円柱では面白くないと思い、電動ルーターで表面に凹凸をつける。
こんな感じの筆掛けになる。いい感じ。
木材に漆を塗る。
土台に絵を描こう。庭のモミジの葉をスケッチブックに写す。
トレーシングペーパーで写し取る。
白いカーボン紙を敷いて絵をなぞる。
モミジの葉の輪郭が土台に描かれた。
朱の色漆を塗る。
乾いたところで、拭き漆を3回行う。深く沈んだ色になった。
枝の先に穴を開けて本物の枝を飾ってみる。
出来上がり。
筆を掛けてみる。
さ、これで余計なことを考えず、習字に励むことができることでしょう。
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