クチナシ
庭にクチナシの花が咲いた。古い歌にあるように、花はもちろんのこと、葉も良い香りがする。葉に昆虫の食痕が広がっている感じがするが、オオスカシバの幼虫の2匹目はなかなか見つからない。1匹目は何とか見つけ、飼育ケースで育てているが、100均の小さな飼育ケースの中ですら見つけるのは簡単でないく、半ば諦めている。
キキョウ
今年もキキョウが咲いた。
白いキキョウがあるのを庭で知った。母が植えたもののようだ。糊のきいたシャツの襟みたい。
ムクゲ(木槿)
盛夏になると花が減ってしまう。そういうときに咲き続ける花が欲しくてムクゲを植えた。
「二十四節気と七十二候の季節手帖」によれば、ムクゲは「雨降花(あめふりばな)」と呼ばれているらしい。靭草(ウツボグサ)、谷空木(ニウツギ)、蛍袋(ホタルブクロ)、龍胆(リンドウ)、菫(スミレ)なども雨降花で、そう呼ばれる理由は雨に関係しているからだが、関係のしかたは様々で、「ならば自分なりの『雨の七草』を考えてみるのはどうでしょう」と素敵なことが書かれている。
アジサイ
アジサイには雨が似合う。
我が家の庭の「雨の七草」を考えてみると…クチナシ、キキョウ、ムクゲ、アジサイ…あと3つ…
ナデシコ、トケイソウ、セダム
ナデシコは早春から咲いていたし、雨とは関係なさそう。
トケイソウがまた咲き始めたけれど、ボチボチ終わりそうだから、これも違うかな。
多肉植物のセダムもとっくに咲いていた。違うな。
巨峰、無花果
巨峰は今は花ではなく実だ。花は少し前に終わってしまった。それにブドウは草ではなく樹木だ。
無花果も実であり樹木である。
困った。あと3つ足りない。庭で探す楽しみとしよう。
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