物を捨てるとき 12月2日

懐かしい時を求めて

断捨離とはいえ、物を捨てる時には色々と考える。

今日は座椅子を捨てることにした。座椅子は使ってみないと使用者にあっているかどうかわからないものだとつくづく思う。座椅子を捨てるのは4つ目くらい。

使いづらかったが娘からの贈り物なので処分をためらっていたが、もう良いかなと解体した。

座椅子は金属部分を資源ごみとして捨てなければならない。金属部分は何かに使えそうだと思いながら妙案浮かばずいつも捨てることになる。

捨てることを繰り返すうち、買うときの注意事項が胸に刻まれた。

素材は何か、最終処分はどういうことになるのか、処分にどれだけの労力が必要になるか考えてから買うことにする。

そう考えると、金属や化学物質よりも木材のような自然のものを材料にした製品を選びたくなってくる。

良質な木材でできた製品は、ほぼ生涯使い続けることができる。飽きや何かの事情で処分するにしても切断は可能で、複合材料よりも処分しやすいのではないだろうか。

今日の座椅子の解体では、4本のネジだけが綺麗で使えそうだったので保管することにした。

捨てることで、「得る時」のことを考えるようになった。ちょっとだけ賢くなったような気がする。

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