新聞を切り抜いたレシピを見て調理することが多い。濡れた指で触れてしまうため、紙がビロビロになってしまう。切り抜きをビニール袋に入れればよいことに気がつき、そのビニール袋を綴るファイルを作ることにした。
はがきサイズの2穴ファイルは市販されているのだろうか。過去に欲しくて実店舗やネット上でも探したけれど見つからず、今回が3回目の製作になる。
今回はネクタイを使うことにした。ネクタイ1本では幅が足りないと思い2本用意したが、結果的にはその必要はなかった。
カルトナージュ用の2㎜厚の紙を使う。長辺はA4サイズそのままの29.6㎝。短辺はカッターナイフで切り落として16.5㎝とした。中央に金具のを取り付けるため、3㎝の幅を確保。その両外側に2.5㎜幅の折り目を記し、折り目が綺麗になるようカッターと彫刻刀で紙を薄くした。
外側にも切れ込みを1本入れる。
器具を取り付ける穴の位置を記す。
ドリルで穴を開ける。
木工ボンドを薄めたカルトナージュ用ボンドを外側に薄く塗る。ボンドを多量に塗ると、紙が多量の水を含み反りが大きくなる。反った場合は、平らにして重しを乗せておけば、その形で乾燥するので心配は要らない。（※最初にカルトナージュ専用ボンドを使ったが、木工ボンドを薄めれたもので大丈夫だった）
外側に布を貼りつけ、余分なところをカットする。
内側の周囲にボンドを塗り布を折る。
内側には、少しだけ小さく切ったケント紙を貼り、穴を貫通させておく。
カシメ金具を外側から差し込む。
過去の経験から、リングの土台金具が少し浮いてぐらぐらするので、ワッシャー3つで調整した。
こんな道具を使ってカシメ金具を固定する。
シルクの素材が良かったようだ。シワもなく、綺麗に仕上がった。
3冊を並べてみた。
加除できることや袋の順番を簡単に変えられることは、情報の加除や順番変更ができることであり、非常に便利である。これが「100均」で売られていたら自分で作ることはなかったが、おそらく今でも市販されていないのではないかと思っている。
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