オールド上海カフェ1930 6月16日

カフェ

今日はとある団体の会計監査のため、静岡に電車で出かけた。9時過ぎの電車は空いていて、マスクは、していない人の方が多かった。私もマスクはしていない。しかし万が一咳が出そうになった場合に備え、飴を持ってくるべきだったと反省。

スリランカ カレー専門店

昼はカレー専門店で。初めて目にするお米の形と食感が新鮮だった。学生の時にバイトしていた目黒ステーションビルのカレー専門店「ボンベイ」が懐かしい。

自分でこういうスパイスが効いたカレーを作ってみたい。楽しみがまた一つ増えた。

オールド上海カフェ

カレーを食べていたら、ふと友達が経営するカフェを思い出した。最後に立ち寄ったのは5年も前だろうか。店は今もあるだろうか。足早に向かう。

階段を上がり2階のドアを開ける。日焼けした顔が元気そうで安心した。

他に客がいたので、控えめに当たり障りのない会話をして再会を果たした。

ライチネクターを注文。600円。グラスの底に赤いシロップがあり、好みでかき混ぜるが、シロップなしで十分にライチを堪能することができた。

道路に面した窓から通り行く人を眺めて過ごしたこともあれば、ちょっと本を読んで過ごしたこともある。私は窓際の席が一番好きだ。

平日の昼間、隠れ家を求めて来る客。

深刻にならずに自分と向かい合える席。

きっとマスター自身が隠れ家を欲していたに違いない。

客が私一人になったところで、マスターと話し込む。話すことが山のようにある。時間が足りない。

若い女性客が2人入ってきたところで話を終えて店を出る。

カレー専門店、上海カフェ、いずれも経営者と客の距離が近い。こういう店には感動がある。一昨日、パスタのチェーン店で食べた料理と接客にがっかりしたばかりだったため、その違いは余計に際立った。

彼は若い頃、中国へ行くための資金稼ぎのために働き、お金が底を突くと帰国する、ということを繰り返していた。私が中国人と友達になった時には、二人を家に招き通訳をお願いした。

そんなことを思い出しながら帰路に就いた。過去と今と、幸せな時間をいただいたことに感謝している。

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