隣町に食材の買い出しに出かけた帰り、まだアオバズクはいるのだろうか気になり探してみた。いるいる。今日は地域の人と仕事休憩の男女がそこにいた。
これは少し前に生まれた子どものようだ。顔覚えちゃったもんね。
「おや、あんたこの前も来た人?」
「うん、そうに違ない」
「怖い顔をすることもできるようになったよ」
あっちを見たりこっちを見たり。
色んなものに興味津々。あれこれ見ては頭に刻み込んでいるようだ。
そして、ゆったりを羽を広げて羽ばたく練習
お母さんは一つ上の枝でクールに見守っている。子の方を見る様子はないが、きっと見えているのだろう。どこかで見た顔だと思ったら、私の娘に少し似ている。
飛び上がって何とかお母さんの横に無事着地した。お母さんは相変わらず何事もなかったかのようにクール。微動だにしないので、もしかしたら置物なのではと思ったりもする。
四つ足動物のような顔をしているときもある。
見ていて飽きないが、今日もほぼ真上にいたので、首が痛くなってきた。
お父さんを見つけることができなかったが、近くで見守っているに違いない。
もうすぐ旅立ってしまうのだろう。アオバズクがいないクロガネモチの木を想像したら、なんだが凄く寂しくなってきた。
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