さがら子生まれ温泉会館 10月7日

懐かしい時を求めて

ウォーキングの後は温泉だ。吉田公園から「さがら子生まれ温泉会館」までは車で25分。

コロナ前は海岸で石を見たり拾ったりした後に温泉に浸かっていた。

建物が洒落すぎて入口が分かりにくいが、ここから入る。

券売機で入浴券を買い、受付に提出して半券を受け取る。制限時間は4時間で、帰る際に半券に記載された時刻で確認がされる。しかし4時間も施設内で過ごす人は、いったいどれくらいいるのだろうか。

スタンプカードは1年という期限があり、その間に規定回数を達成するのは至難のため捨ててしまった。

昼時になったため先に食事をし、その後でゆっくり入浴することにした。

今日も妻は2種類の麺を食べたいようで、妻が選択した。

天ぷらがカラッとしていて美味しい。エビは1本ずつとし、もめ事にならずに済んだ。

「この前もラーメンだったが、なぜ今日もラーメンなのか?」聞くと「滅多に食べるものではなく、どのような味なのか確認したい」と妻が答えた。

食事がすんだら、ゆっくり入浴である。

この温泉はヌルヌルしている。「加水していません」と表示されている。

露天風呂には5人。人との距離を確保すれば、せいぜい7人程度しか入れないだろう。日光浴をしている人が3人。

入浴しているのは私を含め、ほぼ老人である。

何気なく人の体を見て、年をとると腿やふくらはぎの肉が落ち、骨の存在が増すことに気がついた。私は足が太いのが子どもの頃から嫌で仕方なかったが、この年になってみると、肉付きがいい自分の足の方がよさそうに思えてくるから不思議だ。

温泉施設の横には野菜や苗木の売店がある。ナス5本110円といった価格で、それらの野菜が私たちの、私達自身への土産である。

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