陶器のラジオ(キット組み立て)

ラジオ

ラジオキットの組み立ては、小学生でもできるようになっている。

説明書のとおり部品を基板に差し込むだけなので、10分もかからない。

にもかかわらず、このラジオは雑音はほとんどなく、クリアな音が流れる。ラジオに詳しい先輩に尋ねたところ、「部品は少ない方が、互いの干渉が少なくていい」とのことだった。

基盤を立てて本体に収納する壁をつくる。支えのL字ステイをネジで固定しようとしたら、カヤの木が割れてしまった。カヤは軟らかい木ではあるが、こんなに小さなネジで割れるとは思わなかった。

やはりクランプで固定してからねじ込むべきだった。仕方ないのでボンドで接着してクランプでしばらく固めておく。

スイッチは、付属品をレトロなもに交換する。はんだづけは久しぶり。父が残した道具が色々あって大助かり。

チューニングダイヤル、ボリュームダイヤルは「ながらみ」に交換。完成後も取り外しができるよう、スポンジを挟むだけにする。

スピーカーは本体が鉄でできているので、板状の磁石を壁に取り付けた。

ネジの頭が磁石の面から出っ張ったりしなければ、思う通りの強度でくっつく。

電池ボックスも磁石で固定する。

取り外しできた方が電池交換が楽だ。

本体をそっと被せてみる。

実は底の開口部が狭く、基盤がギリギリ入る大きさだったため、ヤスリで削って拡げてある。

スピーカーの穴とチューニングダイヤル、ボリュームダイヤルの穴を開けた。部品の本体内部の出っ張りなどを勘案し、穴の位置はかなり迷った。

スピーカーの穴で、魚の輪郭を描こうとも思ったが、穴と穴の間隔が狭いと割れる可能性があり、怖くて次回以降への持ち越しとした。

ラジオキットは値上がりしていたが、まだ数台ラジオをつくるだろうと、追加注文しておいた。

スイッチの穴を開けた。この位置なら基盤から離れているので問題ないはずだ。

裏面、右上にFMアンテナのコードの穴を、右下にはAM/FM切り替えスイッチの穴を開けた。切り替えスイッチは、もっと大きくしないといけないが、粘土を焼くと縮んで基盤との位置関係が変わるので、大きさが確定してから正確に大きな穴を開けることにする。

おや、この形は友達の頭部に似ている。安心する形が心に刻まれ、それが発露したのだろうか。

粘土を焼くと1割程度収縮するという。今後のために大きさを測っておく。

予想以上に小さくなってしまったら、基盤部分を小さくすることで対応可能。

釉薬で失敗しなければ、お気に入りのラジオが出来上がるはずだ。

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