キーホルダーの直しを頼まれました。

直しといっても大袈裟なものではなく、金具を通す革が切れかかっているだけです。
金具(カシメ)を外す
金具を外し、新しい革に交換します。

カシメを外すには「喰切(くいきり)」という道具を使います。

カシメの頭部を薄いマイナスドライバーで少し浮かせ、喰切をガブリと噛みつかせて力を加えるとカシメの軸が切れます。

色(外したカシメは腐食して色が変わっている)も軸の長さもぴったりサイズのカシメをクラフトパークで見つけました。ついてる!と思ったのですが、最後にこれでは軸が短過ぎることがわかりました。

型紙をつくる
縦の長さを計ります。

横の長さを計ります。

穴の大きさも計ります。

厚紙に図を描きます。

デザインカッターで切ります。

穴あけポンチで穴を開けます。穴の大きさは直径3.5ミリでしたが、手持ちの器具は1ミリ単位なので、3ミリを使います。革は伸びますから。

革を切り出す
ヌメ革に型を移し取ります。

革包丁で線の内側に沿って切ります。

穴あけポンチで穴を開けます。

革を染める
手持ちの染料で一番近い色、焦茶を使います。

染料に漬けます。

革をクリーニング
染料が乾くのを待ちながら、他の部分のクリーニングを済ませておきます。

艶出し剤を塗っておきます。
特に染めた革は、水に濡れて染料が滲み出さないよう、艶出し剤を塗ってコーティングしておきます。

カシメをはめる
カシメは最初のものは軸が短すぎたので、手持ちのものを使います。円の部分が直径で2ミリほど小さくなりました。

染めた染料は色が深過ぎました。茶色の染料は持っていないので、やむをえません。
実は、同じ色の革をネットで探したものの、これといったものが見つかりませんでした。直した部分の革の色は同じにならない旨、あらかじめ了解を得ていたので、許してもらうことにします。
できあがり



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