「世界一美味しい『プロの手抜き和食』安部ごはん」という素晴らしい本がある。
実際にいくつか作ってみて、これは凄いと思った。
魔法の調味料
まずは「魔法の調味料」を作るとこから始まる。
しょうゆ、砂糖、本みりん、純米酒、米酢、みそ、たまねぎ、りんご酢を2つから4つ組み合わせて調味料を作る。添加物がないので冷蔵でも1か月しか持たないものもあるが、これがほんとうに魔法なのだ。
初めて作ったのは「和風ハンバーグ」。合いびき肉、たまねぎ、卵、麩、牛乳、塩、コショウを材料に「魔法の調味料『甘みそ』」を大さじ1入れるだけ。大成功に含み笑い。家族大喜び。
それよりも凄いと感じたのは、次に作った「うまコク肉なす」である。
なす、豚ひき肉、長ネギ、にんにく、しょうが、ごま油を材料に、「魔法の調味料『甘みそ』」大さじ1と酒大さじ1を入れるだけ。
これには自分でもたまげてしまった。家族の反応を伺いたく、何気なく別居している娘に持ち帰らせると、家族LINEに「やばウマ!また作って!」と書き込みがあり、再び大成功。妻や母があっという間に平らげ、私の食べる分がなくなってしまったが、また作ればいい。
調味料でこんなに大きく変わることに驚いている。しかも無添加で旨味調味料のような臭いがない。
本には102のレシピがあり、順番に作っていこうと思っている。もちろん自分が食べたいもの優先だが、家族に本を差し出し、この中に食べたいものがあったら言ってごらんなどと、上から目線で言ったりもする。
サラダドレッシングは7種類載っていて、日々変えることで、素材は同じでも違った料理になる。
スマホアプリのレシピ料理
「ナスの焼き浸し」は、なす、しょうが、油、ほんだし、酒、しょうゆ、みりん、水が材料。
フライパンでしょうがを炒めてからナスを焼き、合わせた調味料を加えて煮るだけなので簡単。温かくても冷たくても美味しいので夏場にいい。
「かぼちゃ煮」はもう何度も作っている。やはり自分で作った方が市販のものよりずっと美味しい。
かぼちゃ1/4をラップで包み、電子レンジ600ワットで2分加熱する。酒、みりん、砂糖それぞれ大さじ1を水150mlと合わせ鍋に入れて切ったかぼちゃを茹でる。150mlだとかぼちゃ全体が浸からないが、落し蓋をすることで火がまわる。
煮立ったら醤油大さじ1/2と液体塩こうじ小さじ2を入れてかぼちゃが柔らかくなるまで煮る。
オクラが安いので毎日のように食べている。8本で100円。1分程茹でるだけ。サラダにしてもいい。
こんな感じの夕食になる。魚と野菜中心の食事。
余った材料で一品
「うまコク肉なす」を作った際に残った豚ひき肉をどうするか考えた。
焼き鳥用につくったタレが冷蔵庫に残っていたことを思い出し、そのタレで煮ただけだが、これが美味しいのなんの。ごはんのおともに常備しておいてもいい。
深底フライパン
スパイスカレーはレシピどおり毎回4人分を作っていたが、あっという間に食べられてしまうので、これからは2倍作ろうと深底のフライパンを買った。直径24㎝。合わせて耐熱ガラスのタッパーも2つ買った。残ったカレーを冷蔵しておき、食べたくなったらタッパーをそのまま電子レンジに入れて温めればすぐに食べられる。
このフライパンでさっそくスパイシーチキンカレーを8人分作った。実家の母、妹、甥に食べてもらって好評だったが、前回の方が美味しかったのは何故なのか気になって仕方がない。
たまねぎを炒める油が4人分で大さじ3。8人分でたまねぎの量を倍にしたので油も倍の大さじ6にしたが、これがいけなかったのだろうか。わからない。今度は大さじ5にしてみよう。
寿司を握る
家族LINEで、娘や孫たちが勝手に我が家に集結するらしき情報をつかんだ。
夕食と入浴をあてにしているようだ。
よし、寿司を握ろうと買い出しに出かける。大人5人、子ども3人で酢飯5合あれば大丈夫だろう。
ほぼ完食で無駄がなかった。
海苔巻きや軍艦巻きはうまくできなかったが、きっとコツがあるのだろう。寿司屋で働いていた妹に今度教えてもらうことにする。
タコを握り忘れていたことに後で気がついた。
コメント
うまコク肉なすは最強に美味しかったです!
また作ってください。笑
それにしても、毎日のように
こんなに何品も野菜たっぷりの
健康おかずを出してもらえるなんて
しあわせですね〜♪( ´θ`)うやらましい♪
料理を食べていただきありがとうございました。
作り手としては、食べて喜んでもらうのが一番です。
また何か作りますね。