チョウの時計

DIY・手作り

材料を揃える

  • チョウの時計をつくろうと思い100均で材料を揃えました。
  • 時計キット、UVレジン、インクジェットプリンター用プラバン、布、ボタン。木は友達の庭師が剪定して捨てる予定だったキョウチクトウです。
  • UVレジンを乾燥させるライトはネットショップで購入。

チョウを印刷する

  • パソコンに保存してあるツマグロヒョウモンのメスをインクジェットプリンター用プラバンに印刷して切り取り。
  • ポイントは薄く印刷することです。電子レンジに入れて加熱すると縮んで色が濃くなります。
  • 11センチだったのが5センチに縮みました。

UVレジンをつけて立体的にする

  • UVレジンをプラバンに乗せるような感じでつけます。
  • 輪郭ぎりぎりまで乗せても粘りがあるため外にこぼれず…不思議な感じ。
  • UVライトをあてて急速乾燥
  • ふっくらしました。
  • 多くの方はこのやり方でキーホルダーなんかをつくるんでしょうね。

どのチョウを何時にするか決める

  • 育てたチョウ、友達からいただいたチョウ、野外で撮影したチョウ…それぞれに思い入れがありなかなか決まりません。

時計の大きさを考えて配置する

  • チョウの大きさ、羽の広がり、時刻ごとのスペースによる違いがあり、チョウに対する思い入れだけでは配置できません。
  • ボタンよりも葉っぱの方が自然ではないかと思い、葉っぱを並べてみました。
  • 本物の葉っぱは諦め、葉っぱ模様のを布から切り取りました。
  • 時計の針も100均のものでは短かったので、ネットショップで購入。
  • 足はキョウチクトウです。

時計本体はカルトナージュ

  • 厚紙に薄めたボンドを塗り、布をはりつけています。
  • 電池交換する必要があるので後ろに蓋をつけ、開けられるようにしています。

12匹のチョウ

12時 シンジュサン

  • 友達が早朝に捕まえてプレゼントしてくれたもの。ヨナグニサンの次に大きな蛾です。羽の両端は蛇模様のようです。
  • 近くでお顔を拝見すると、モフモフしてぬいぐるみのよう。

1時 ツマグロヒョウモン(オス)

  • 庭のビオラを食べていたのを飼育ケースで育てました。写真は河川敷で撮影

2時 モモノゴマダラノメイガ

  • 河川敷で撮影。葉っぱの裏側から裏側へと移るのでちょっと大変でした。何度も追いかけ、やっと撮ることができました。

3時 アゲハチョウ

  • 2021年は飼育ケースの中で150匹以上羽化。
  • 早朝に羽化したこの3匹…一瞬目を離した隙に鳥に食べられてしまいました。

4時 オオミズアオ

  • 友達が早朝に捕まえてプレゼント。この微妙な淡い色をプラバンに表現するのは無理がありました。
  • お顔はモフモフのぬいぐるみ

5時 オオスカシバ

  • 庭のクチナシの葉を毎年丸坊主にしていた犯人をついに捕まえ、飼育ケースへ。
  • 怖い顔をしていますが…
  • 見る角度で随分と印象が変わります。あら、こんにちは!
  • さあ、いろんな世界を見て、素敵なパートナーを見つけるんだよ。

6時 アサギマダラ

  • 近くの公園で撮影。
  • 撮影した別の個体に「あだたら」「8110」というマーキング
  • 福島県から静岡県に飛んできたのでしょうね。

7時 キマダラセセリ

  • 河川敷で撮影

8時 アカボシゴマダラ

  • 最近話題になっている特定外来生物です。羽の模様は綺麗ですが、口吻が黄色で毒々しく、あまり好きにはなれません。

9時 キアゲハ

  • 友達の畑でパセリを食べているところを捕獲され、私の家にやってきました。
  • まずは手の上で遊んでもらいます。
  • 美しい模様

10時 ツバメシジミ

  • 河川敷で撮影

11時 ツマグロヒョウモン(メス)

  • オス同様、庭のビオラを食べていたのを飼育ケースへ。写真は河川敷

  • 蛹には美しいメタリックの模様が現れます。
  • 希少金属でお金持ちになれるのではないかと思ったりもしましたが、調べたところ、中の体液が見えているのだそうです。抜け殻を確認したところ、メタリックだったところは透明の膜が残っているだけでした。

選ばれなかったチョウ

イチモンジセセリ

  • 貴方はこんなにも幸せなんだから、選ばれなくてもいいでしょう。

完成

  • 私だけにしか意味をなさないチョウの配列ですが、時計の針がチョウをさすたび、その時の情景がよみがえってくるのです。

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