ジャコウアゲハに会いに行く 4月4日

懐かしい時を求めて

虫の先生からの宿題

昨日観たジャコウアゲハをしっかりとカメラに収めたくて、再び出かける。あ~、今日もいるいる。羽化仕立てなのか…毛並み綺麗な成虫の動きが鈍い。身体が温まって羽ばたく前に、手に乗せて遊んでもらう。悪いねぇ~。

昨日、虫のO先生に報告したところ、アゲハモドキ(蛾)でないことを確認するよう言われた。私は触覚が蝶と蛾で違うところが一番見分けやすいと思っていたので、近眼を近づけて確認。すらりとした蝶の触覚である。

もう一つ、これだけの頭数が連日舞っているということは、近くに幼虫が食べる植物があるはずであり、それを確認する必要があった。

食草のウマノスズクサ(馬の鈴草)は多年生のつる植物で、白いサキソフォンのような花を夏に咲かせるらしい。葉はヤマノイモに似て、掘り起こしてみたら太い根が現れ、草刈程度では絶滅することはないように思った。どこにでも見られる植物でありながら、絶滅危惧種に指定されている地域があるのは、土地が開発され土壌が根こそぎなくなってしまうことによるものではないか。植物全体に強い毒性があり、それをジャコウアゲハが食べ蓄え、鳥などの捕食から逃れているのだとか。その姿に似せているのがアゲハモドキと言われている。いつかアゲハモドキを確認しないといけないと気持ちを引き締める。

メルカリでも売っているウマノスズクサを庭に植えてみた。定着してジャコウアゲハが庭を舞う姿を見たいものだ。

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