刈穂　純米吟醸　11月1日

友達から日本酒をもらった。それも4本。一体どうしたことだろうか。

聞くとお酒を止めたという。大病で3回死にかけた。それまでさんざん酒を飲み、今でも飲もうと思えばいくらでも飲める。気持ち悪くなることなどない。冷蔵庫で保管していた酒を飲んでもらいたい。

私が思う「酒が強い人の条件」は、①沢山飲むことができる、②気持ち悪くなったり吐いたりしない、③記憶や態度がしっかりしている。これらの条件を全て満たしている人が酒豪である。

山岡鉄舟だっただろうか、晩酌に日本酒2升だったのは。飲み比べをして10升飲んでもしっかりしていたとか。

私は酒の中では日本酒が一番好きだが、残念ながらこれらの条件を一つも満たせていない。

友達は全て満たしているが、長年の飲酒により体を壊してしまったらしい。

私は酒が強い人に憧れるし、美味しそうに飲む人を見ていると何だかホッとする。

今日は休肝日の予定だったが、友達が一番好きな酒だと言う「刈穂」がどんな味か早く知りたい。そのために酒を飲まなければいけないと、回りくどい言い訳をして飲むことにした。人一倍意志が弱いのである。

秋田の酒だ。山形、福島の酒が好きだが秋田とは？

純米吟醸ではないか！　期待が膨らむ。

おすすめは5～10℃というので冷で飲んだ。

あ～、これは美味しい。水に近い酒だ。酒豪の友達が一番好きというのも納得。

肝臓が疲れているのか…背中が重い。背中にペタペタと湿布を貼り恐る恐る晩酌したので、1合ちょっとで止めておいた。その後ワインを1杯飲んで、本当に止めた。

明日からしばらく本当の休肝にしよう。居酒屋の女将から電話が掛かってきませんように。