その格子模様の革は、いつも購入している人気の革屋さんでも売れ持っている感じで、こういう模様の革は使い方が限定されるだろうと、私も敬遠していました。
しかしその後、人形のジャケットにはこれくらい派手な方が相応しいと思うようになり、ジャケットを縫っているうちに、私の帽子にも格子模様の革を使ってみたいと思うようになりました。
人形のキャスケット帽子と同じ型(サイズ違い)を使って革を切りました。
縫い代部分を折り返し、ゴム糊で接着します。
隣同士の革を重ね、菱目打ち金具で糸通しの穴を開けます。
あとはひたすら縫います。
帽子も4つ目ともなると、裏側も綺麗な縫い目になりました。
カバードボタンは革を薄くしてから包みました。
ところが…サイズが大きすぎました。
仕方なく、そろばんの駒などをつかってサイズ調整できるようにしました。
今回は裏地はつけませんでした。必要になれば後からでもつけられます。
人形と同じ型の帽子、人形のジャケットと同じ革の帽子が出来上がりました。
人形、ジミー・ジメリーノ氏との一体感が生まれました。
春になったら、どこかにでかけようか?
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