庭の巨峰の葉をむしゃむしゃ食べている幼虫を3匹見つけ、1匹を飼育ケースで育て始めたのが7月上旬。
1日に葉を1枚食べてしまうので、早く蛹になることを願った。
指に乗せて遊んでもらったりした。肢が吸盤のように吸い付く感じが心地よい。
娘が気持ち悪がって見ているが、この可愛さを感じてもらおうと、幼虫の協力を得て、色んな角度で見てもらう。
そうこうしているうち、思ったよりも早く蛹になった。
そして1週間で羽化。飼育ケースの上蓋に体操選手のようにぶら下がっていた。
手を差し伸べると、素直に移動した。可愛いやつだ。
上目遣いのとぼけた顔をしている。
昼間だからか、じっとしていてほとんど動かない。やっと目を合わせてくれたようだ。
一日中こうしているわけにもいかないので、網戸の外に移動してもらい、いつでも自由に飛び立てるようにしたところ、やっと夕方になって姿が見えなくなった。
色々な花や葉に虫が集まり、卵が産み付けられ、生まれ育って飛び立つようになった。小さな庭にも多様性が見られるようになり、面白くなってきた。
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