漆の時計

懐かしい時を求めて

トイレに小さな壁掛け時計が欲しくなり、買い置きの木材を探して、器の下の部分を使うことにした。

中心を決め、時刻表示する位置を鉛筆で記す。

パソコンで数字を打ち出し、カーボン紙で転写する。

数字の部分を焼いて表面に変化をつけてみる。

時計ムーブメントのシャフトの穴をドリルで開ける。

生漆を塗って布で拭き取り乾燥させる。これを3回。

時刻に色漆を塗る。白い粉から白漆を作ったが、漆本来の色が強く出て、ベージュになっている。

塗りたてはこんな色。

乾燥すると暗く沈んだ色になる。「上ズリ」という上質の漆を布につけて拭き、色漆をコーティングする。

乾燥したらムーブメント、針をつけて出来上がり。

5日ほどで完成した。壁に掛けるとしよう。

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