Depapepeを弾きながら 8月10日

ギター

デパペペを知ったのは2017年のこと。

「どうでしょうキャラバン」が市内で開催され、トラックの荷台に作られたステージで演奏しているのを聴いた。これぞアコースティックギターの美しさを表す演奏。こういう素晴らしい人たちがいたんだ。

「とても素人には思えない。上手ですね」と隣の人に呟いたら「プロですよ」と言われ、恥ずかしい思いをした。

2017 来場者の出身地をマーキング

その後、職場のギターの先輩と音楽の話をしている時に「デパペヘがせっかく近くの名古屋にコンサートに来たのに都合により行くことができなかった」と聞いて、「あ、去年、どうでしょうキャラバンに来た人ですね」と言ったら驚いていた。「え、知らなかった!聴きたかった」と。

「どうでしょうキャラバン」は2018年にも市内で開催され、再びデパペペの生演奏を聴くことができた。その年は樋口了一という人もキャラバンに参加していて、「1/6の夢旅人2002」を唄うのを聴いた。

詳しい人が「難病と闘っているところで、少し体調が良くなったので来てくれた」ことを説明してくれた。その話の後で聞いた彼の歌声は、とても切ないものに感じ、涙が出てきた。

2018 来場者の出身地をマーキング

デパペペを聴いて久しぶりにギターを弾きたくなった。中学生の時に親に買ってもらったモーリスを自分でリペアしたが、どうも使える状況にならず、ヤマハのミニギターを買った。安さに加え、小さいので職場に置き、休み時間に練習できると思った。

デパペペの曲を練習した。2人の合奏なので、2つのパートを練習したが、だんだん1人で弾いているのがつまらなくなってきた。

その時に知ったのが、また先輩からの情報で「押尾コータロー」だった。ソロなので誰かあてにすることなく、1人で弾いて曲として成り立つのが気に入った。そしてマーチンD-28を3年のローンを組んで買い、ギターを弾き続ける決意を自分なりに示した。

ところが、押尾コータローの曲は、数年経っても「弾けた」感じがしない。レギュラーチューニングからイレギュラーチューニングに変更するのが面倒なので、練習する曲数分のギターを用意し、その都度チューニングしなくてもよいようにしていくうちに、ギターの数が増えてしまった。家の中の置き場所に苦労するようになり、ギターに興味を示し始めた保育園児がミニギターをもらってくれた時は、1本減るだけでもホッとした。

そしてその押尾コータローも、最近は同じ数曲を繰り返し弾くようになり、またデパペペの曲を再認識するようになってきた。

デパペペの「Wedding Bell」は、いつの日か結婚式で弾いてみたい曲である。未婚の娘は残り1人。しかしこの娘にはどうも結婚の気配がない。となると孫娘の結婚式か。あと10年すれば、22歳、20歳、16歳、11歳。いや15年後か。

15年あれば間違えないように弾ける自信があるけれど。

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