小さな庭に車を2台駐車し、その周りの僅かなスペースが植物が生きる場所である。
グミとマルベリーはジャムになる。ブドウ(巨峰)とブルーベリーはそのまま食べる。
今年初めて、クリが少しだけ実をつけている。イチジクも初めて食べられそうだ。
モモは秋に植え替えて、あと数年というところだろう。
朝、パンにジャムを乗せてみると、そのほとんどが自家製で、こういう生活をもっと広げたい。
左上がグミ、その下がマルベリー、右上は頂いたポンカンでつくったジャム…というよりはピール。右下のイチゴジャムだけ市販のもの。1枚のパンで味比べする。
庭のブドウが全体的に熟すのはもう少し先だけれど、袋掛けをしていない半端物の実を、その日に食べる分だけ収穫して冷蔵する。
娘が「あれ、売ってるものみたいに美味しいじゃん」と言ったが、当たり前。巨峰なのだよ。
妻が買ってきたシャインマスカットと味比べたしたところ、私のブドウが糖度で圧勝した。
知識がなかったのため、今年は黒糖病で4分の1を廃棄したが、それでも家族が食べる分くらいは十分にある。
来年は身近な人に食べてもらいたい。
新聞紙で袋をつくり被っている。駐輪場の下なので、雨でも何とか持ちこたえている。
田舎で土がある庭ならどこにでもあるだものだが、大葉も使う分だけ庭で収穫する。新鮮で良い香りがする。
「ときをためる暮らし」つばた英子・しゅういち,自然食通信社,2012の暮らしに憧れる。
「キッチンガーデン」という、調理に使う材料をすぐに調達することができる庭と台所の配置をいつか実現したい。それが終の棲家だ。
つばたご夫妻が語った「だんだん美しくなる人生をめざしている」という言葉が、私の最後の時間を応援してくれている気がする。
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