大人の隠れ家準備開始 9月8日

懐かしい時を求めて

最近は週に1度もスケジュール帳に書く予定がなく、食材買い出し以外の用事といえば、大人の隠れ家プロジェクトのビルオーナーとの約束くらいだ。

オーナーは仕事なので、閑人の私が備品処分に立ち会った。

ソファ、テーブル類など、41,000円で処分を請け負ってくれた。中にリサイクルできそうなものがあり15,000円で買い取るとのことで、実質26,000円でフロアがすっかり綺麗になった。

処分を請け負ってくれた事業者は、私の家の近くのリサイクルショップで、その店の駐車場にはいつも客の車が止まっていて、常々たいしたものだと思っていたので、せっかくの機会だと思い、従業員の方に話を伺った。

その店舗は18年の営業実績があり、会社全体の店舗数は10以上あるとのことで驚いた。やはりメルカリは強敵のようで、顧客層は全く同じではないにしても、かなりのマイナス影響を受けているようだった。

大柄でいかにも力がありそうな方で、頭脳明晰な感じを受けた。荷物の運び出しを少しだけ手伝って、私も楽しんだ。商売は「人」だなと、あらためて思った。

備品類を撤去してみると、空間のイメージは随分と変わるものだ。同時に移転する事業所の備品処分の話が舞い込み、それらの備品を頭の中で配置してみると、ほんとうに何かが始まりそうな気がしてきた。始めなくてはいけないのだけれど。

特別何かをしたわけではないけれど、何かに導かれているような気もして、大いなる意志が働いているとすれば、従わなければいけないだろうと思っている。

今日は漆の工程も、面白いところに入ったし、体に力が湧いてきて、3週間ぶりに台所に立った。100円で買ったゴーヤ3本のうち1本を使って、豚肉と玉ねぎを味噌だれで炒めた。これは美味しい!

モロヘイヤをササっと茹でて、かつお節と醤油で和えてつまみにした。

コロナによる味覚障害からの回復を確認するため、色々な酒の味を試さなければいけない時期である。

味覚があるというのは当たり前のことのようだけれど、失いかけたからこそ、その有難味が身に染みる。人間の体は異常が発生しても元に戻ろうとする力がある。それが凄いと思う。

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