今治で一泊
- 宇和島から今治へ電車に乗る。
- 立派な今治城を見たが、それ以上の時間、ずっと海を眺めていた。
- 商店街を歩くと空き店舗がたくさんあり、郷土料理の店は見つからない。スーパーで寿司と刺身を買ってホテルで食べる。1,830円の夕食。衣類を脱ぎ捨てひとり考え事をしながら晩酌するこのひとときも好きだ。
因島へ
- 2回目の因島。高速バスに乗る。
- バス停で降り民宿まで海岸線を歩く。
- 穏やかな海、細かい砂…瀬戸内海で泳ぎたい。あとでここまで戻ってこようか。
- 民宿に到着。チェックインまで時間があるので、島内を歩くことにする。
ポルノグラフィティと因島水軍城
- 因島はポルノグラフィティのふるさとだ。彼らは素敵な曲を奏でカッコよいだけでなく、ふるさとの子どもたちをコンサートに招待しているのをテレビで見てからは、一層好きになった。
- ポルノグラフィティ・岡野さんの親戚の写真屋を訪ねてみた。中はポルノグラフィティのポスター、写真、Tシャツなどなどが壁にびっしり飾られている。
- おじさんらしき店主は「彼らのどこがいいのかねぇ」ととぼけている。岡野さんのいとこという方が「記念に何か買っていったらどうか」というので、キーホルダーを買った。領収書の印は「岡野」だった。
- 因島水軍城へ歩く。休館日のようで外から見学。
因島の食事① 昼
- お食事処「はたじ」。タコゲソ天ぷら定食。岡野さんオススメだけあって新鮮でボリューム満点。力が湧いてくる。店内にはやはりポスターポスターが何枚も貼られている。ポルノグラフィティは島の英雄に違いない。
民宿に戻る
- 海や空の雲を見ながら民宿に向かう。
- 釣り人が二人、次から次へとママカリを釣り上げている。どこかの学生たちが海洋生物の調査をしている。
- 民宿の玄関に猫が眠っていた。この方が女将だろうかと丁寧にあいさつをしたが、眠ったままだ。
- ほんとうの女将が出てきた。人間だ。
ついに泳ぐ
- 泳ぎたい泳ぎたいと何度も思いながらも、海水パンツは持っていない。
- 民宿の女将に民宿の前の海で泳いでよいか尋ねると「遊泳禁止だが皆泳いでいる。時々人が流されるので要注意」とのこと。また、海水パンツが買える店を尋ねると「このあたりの人は、そんなものは身に着けない」という。ほんとうだろうか。日本にまだそんなところがあったのかと、ちょっと感動したが、やはり全裸はまずいのではないかという弱気・保身により、海水パンツを探すことにした。
- 通りに出るとバス停に年老いたご婦人がいたので、海水パンツが買える店を尋ねてみる。
- 「しまむら」という店ができ、そこへ行けばあるのではないかということだった。ご婦人の案内に従い、バスに乗って「しまむら」に向かう。
因島大橋を眺めながら泳ぐ
- 海水パンツはあった。それもアニメ・ワンピースのデザインのものが値下げされていて(900円)、すごく得した気分。
- 再びバスに乗って民宿へ。他の人が全裸であっても、私は海水パンツをはいて泳ぐのだという強い意志をもって足から海に飛び込む。50メートルくらい先に高校生らしき4人が飛び込む。なんだ、海水パンツをはいてるじゃないか。
- 深さは1m80㎝くらいだろうか。
- 気持ち良いと思ったのは一瞬で…立つと密生した海藻が足に絡みつく。なので足が捕らわれないようにするには泳ぎ続けるしかない。だめだだめだ…続かない。風呂に入ってさっぱりしよう。
- 平日に民宿に泊まる人は少ないだろうと予測したが、まさか若い女性客が隣室にいて、同じ風呂に入ることは想定していなかった。どちらが先だったのか後だったのかはわからなかったが、何となく緊張した。
因島の食事② 夜
- さあ、いよいよ一番の楽しみ、夕食だ。ゆっくりゆっくり食べよう。本醸造・村上水軍をチビチビ飲みながら。
- 最後にトマトとイチジクが出てきた。
因島の食事③ 朝
- 因島での最後の食事をよく噛んで味わう。
家に帰ろう
- 民宿の外に出ると、雲間から光のカーテンが現れた。今日もいいことがありそうだ。
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