初売りで研磨機を買う 1月6日

DIY・手作り

プロクソンの電動ルーターを使い始めた頃は、面白くて色々な工作をした。螺鈿に使う鮑貝の切断と研磨はこの工具を使った。

「定格時間」というものがあり、15分だとしたら、15分使ったら15分休憩させないといけない。その間作業を中断するのが非効率なので4本にもなってしまった。もっとも先端ビットの径が2種類あるため、同じ先端ビットを1時間使い続けることはできないが、それでも作業効率は格段に上がった。

工具全般に言えると思うが、充電式は便利だけれどパワーが劣り、耐用年数が充電池の寿命に左右されるから、極力交流電源の工具を買うようになった。

面積が広い平面の研磨は、小さなサンダーを使っている。市販の紙ヤスリを6分の1にカットして装着すればいいので使いやすい。

次のプロクソンのベルトサンダーは角度が変えられ、狭いところを研磨できるので、このところ一番出番が多い。1年以上使っているが、まだベルトを交換したことがない。

これだけあればもう十分と思っていたら、ホームセンターのチラシの研磨機が目に飛び込んできた。そうか、これは工作物を手に持って研磨するものなのか。いままでの研磨機とは逆になり便利そうだ。

初売り1万円とある。安いのかどうかネットで調べると、定価19,800円がアマゾンで17,000円程度、最安値は14,000円程度でお得感があった。

ネットの書き込みを見ると、プロが使う工具のレベルにはないが、家庭のDIYであれば十分に使えるという評価だった。

初売りに行くのは初めてなので、駐車場が空いているかなど緊張したが、昼ごはんを食べてのんびり向かったところ、一つ残っていたので急いで確保した。

大黒さんと恵比寿さんの掛け軸を飾ったから今年の運勢はいいぞとほくそ笑んだが、帰り際に空いた棚に商品が補充され、まだまだ在庫はあるようだった。一体いくらで仕入れているのだろうと考えてしまったが、そんなことよりもデビューがいつになるかだ。

以前、電動糸鋸を買った時は、購入後半年以上経って初めて使う始末だった。しかし素晴らしいパフォーマンスを見せてくれ、工作の範囲が広がった。

先輩が「プロは腕がいい上に最良の道具を使っている。素人は腕がない分、せめて少しでも良い道具を使った方がよい」と言っていたのを思い出した。新しい道具の力を借りよう。

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