蕎麦釉を土に練り込んだ植木鉢

陶芸

陶芸教室の先生から蕎麦釉をちょっといただいた。生徒が他の釉薬を混ぜてしまい使えなくなったものだった。

教室では使えないけれど、その釉薬を粘土に混ぜ込むとどうなるか・・・、やってみてくれないかとのことだった。

釉薬の割合は粘土の1割くらいにした。

結果、素焼きの段階では特別なことは起きなかった。先生も「面白い変化はなかったな」と言った。

本焼で何の釉薬を使うかあれこれ考え、蕎麦釉をかけることにした。蕎麦釉を練り込んだ粘土に、さらに蕎麦釉をかけることになる。

藁灰マット釉と組み合わせてみる。

受け皿は蕎麦釉と石灰透明釉を組み合わせてみる。

白い部分の形が気に入らなかったので、この後、その部分にも蕎麦釉をかけている。

焼き上がってみると、地味だけれど3層それぞれに違いがあり面白い。

上が蕎麦釉のみ、中が蕎麦釉と藁灰マットが重なったところ、下が藁灰マットのみ。

重なった中の蕎麦釉が下に流れ模様を描いている。

受け皿には金粉のような模様が現れた。金だったらいいのに・・・

何を植えるか何日も眺めて考え、とりあえずベランダに繁茂した観葉植物を植える。

植物を感じながら仕事をする。

茎の模様が面白い・・・と思って仕事を中断する。

水滴が面白いことになっているぞ・・・とまた中断する。

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