アオバズクの陶器ラジオ

ラジオ

風呂でFMを聴きたくなり、脱衣所の壁に掛けるラジオをつくることにした。

ラジオキットの組み立ては10分もあればできてしまうが、問題はいかにコンパクトに部品をまとめるか。陶器の重量を考えると、できるだけ小さなものにしたい。

基盤の上にスピーカーを位置させ、横幅を抑えることにした。

スピーカーが磁石でくっつく金属板は、何かの廃品のパーツを保管しておいたもの。基盤を板から浮かせるための白いプラスチックも廃材活用。

粘土で半球をつくり、全体に布の模様をつける。

レースを押し当て模様に変化をつける。

基盤をどのようにして本体に取り付けるか色々考え、ネジを使うことにした。ネジを固定する部分を両側につける。

スピーカーの音が出る穴を連ねて模様を描いた。

模様はアオバズク。去年の今頃、近くの神社で生まれたアオバズクの写真をトレースして転写した。

裏舞台はこんな感じ。ネジ受けと陶器の接着にはクールガンを使った。

脱衣所は湿度が高そうなので、裏ぶたにカビが生えないよう漆を塗っておいた。下塗り含め4回塗っただけだが大丈夫だろう。その前に部品の方が駄目になる。

桜色が渋く出た。桜花窯変釉は教室にないので自分で買った。

側面はターコイズブルーだが、流れてしまっている。

教室の窯の温度は1250度。このターコイズブルーは1230度対応のためか、飴のようにトロトロ融けてしまったようだ。(ターコイズブルーも自分で買ったもの)

スピーカーの穴の布には、これまた廃品の布を使った。妻のブラウスだったような気がする。

脱衣所に掛けて完成。

好きな曲が流れれば…入浴時間が長くなる。

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