アブラコウモリ再び 11月18日

懐かしい時を求めて

「小さな動物がいます。こちらへ」と妻が招いている。

「またアブラコウモリかな。あ~、やっぱり」

4月22日に家の中にいたアブラコウモリは弱っていたけれど、今回は死んでいた。

コウモリは僅かな隙間からでも侵入できるというから、家の中に入ってくること自体はそれほど不思議ではないが、なぜ家の中で弱っていたり死んでいたりするのだろうか。弱ったから家の中に侵入したのだろうか。

少し前からトイレで動物の糞を見ていたので、ネズミかコウモリあたりだろうと思っていたが、これではっきりした。

前回は顔や爪の写真を撮ったので、今回は口の中を見せてもらうことにする。

マイクロスコープをパソコンに接続する。

仰向けに死んでいたせいか、少し口を開けて硬直している。

「お口あけてください、あ~ん」

「もっとあけてください。あ~ん」と独り言を言いながらピンセットで開いていく。

奥歯も尖っているんだ。

上の歯も見せてもらいますよ。

スポットライトの光の加減で写真により歯の色が違うが、次の写真が実際の色に近い。

せっかくの機会だから、爪の写真も撮っておく。

最後にお腹の毛も。

侵入口はトイレの小さな換気扇ではないかと思う。トイレのドアをきちんと閉めていれば、コウモリはトイレ内にとどまっていたはずだが、閉め忘れが多く、夜間にトイレから屋内の別の場所に移動したと考えられる。とりあえず、トイレのドアの閉め忘れに注意して、コウモリが媒介する細菌やウイルスに人が触れないようにしたい。

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