2022年9月12日にオオクワガタのメスが我が家にやってきた。虫の先生からのいただきものだ。
オオクワガタというだけあって、メスなのに大きな体でずりしとした重みがある。
体があちこちへこんでいて傷ましいが、交尾済みで卵を産む可能性があると聞き、急いで産卵マットを取り寄せた。朽木を水に浸けて水分を含ませてから産卵マットに埋めた。
卵を産み子をなせば凄いことだと思ったが、そうはならなかった。この夏の終わりに産む可能性も全くないわけではないようだが、友達が子どもたちにクワガタを差し上げて喜ばれているという話を聞き、手放すことにした。私よりも子どもたちにとっての方が、クワガタの存在は格段に大きい。
ヒラタクワガタ2匹も子どもたちに差し上げることにした。
コクワガタ2匹も。5匹全てメス。
ヒラタクワガタのオスは少し前にダニにたかられて死んでしまった。もしかしたらヒラタクワガタのメスは交尾済みで卵を産むのかもしれない。
虫とはいえ、5匹いずれも私と共に厳しい冬を乗り越えた同志のようで、別れはやはり寂しい。
これでクワガタの成虫は飼育ケースにいなくなったはずだが、コクワガタの幼虫がその後どうなったのか気になっている。室内は温度が高いから、そろそろ羽化する時期だと思うが、成虫が潜って蛹室を破壊してしまった可能性もある。
野球少年たちがクワガタを見て目を輝かすことを想像したら楽しくなってきて、差し上げて良かったと思った。
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