キーマカレーをつくる 6月30日

懐かしい時を求めて

キーマカレー

キーマカレーはレトルトでも外食でも、日ごろ何となく量が少ない感じがしていて、いつの日かたっぷり食べたいと思っていた。

そうしたところ、圧力鍋付録のレシピ集にキーマカレーが載っていたので、これは良縁だと、さっそく作ってみることにした。

しかしレシピを見ると、材料に「カレールウ」とあり拍子抜けした。なんだ、カレールウの味じゃないか。

家族には大々的に「明後日はキーマカレーです」「明日はキーマカレーです」「今夜はキーマカレーです」と繰り返し宣伝してきただけに、失望させるわけにはいかない。

少しでも手作り感を演出するため、「トマト水煮缶」とあるところを自分で作ることにした。トマトを熱湯に1分浸けたあと冷水につけて皮をむき鍋で煮る。ただそれだけだが、このひと手間の情熱が味に結びつくよう念じた

鍋にオリーブオイルを敷いて生姜とニンニクを炒め、タマネギ、ピーマン、ひき肉、ガラムマサラを加え、その後トマトの水煮を入れる。最後にカレールウを入れて煮込む。初めて使ったスパイス「ガラムマサラ」ってのに、手作り感自己満足。

食べてみるとシャキシャキとした食感があり…あ、これはピーマンだと気がついた。これはいい。

長女が実家に寄ったので食べてもらい、三女にも呼び止めて食べてもらった。料理は人に食べてもらい「美味しい」と言ってもらうのが最高の喜びだなと、あらためて思った。

切り干し大根の煮物

大根が残っていた。「おろし」にしてもまだ残る。そうだ、切り干し大根をつくってみようと天日干しした。梅雨の真っ只中に行うことではなかったかと途中で我に返ったが、幸い日差しが3日続いた。

かごは昔ゴボウ茶を作っていたころのもの。捨てないでよかった。

乾燥すると容量は小さくなった。こんなちょっとで食材になるのだろうか。

恐る恐るスマホのレシピを見ると、必要な量は20g。わ、ドンピシャじゃん。

乾燥させたものを水に浸けて戻すというのが面白い。天日干しで旨味や栄養が増すのかな。

竹輪、人参、油揚げを加えて、醤油、みりん、砂糖でグツグツ煮て出来上がり。

油揚げは先日先輩から勧められたもので、味が他のものと全く違ったのがわかった。流石食通の先輩です。

鶏ハム

安くて美味しい物。それは鶏ハムです。安い胸肉が高級料理に変身するかのよう。

胸肉に塩麴と砂糖を摺り込み、ラップでぎゅっとくるんで1日冷蔵庫に。翌日、アルミホイルで巻きタコ糸で縛ってグツグツ煮れば出来上がり。

アルミが変色している。大丈夫だろうか。

中はこんな感じになっている。

あとは切って盛りつけるだけ。箸が伸びてあっという間になくなった。

いかめし

美味しかったので2回目の調理。今回はヤリイカ。おうちコープから取り寄せたもの4杯を解凍。

もち米の量が多すぎてイカに入りきらず、もったいないのでそのまま味付けして食べることにする。

醤油150mlはともかくとして、砂糖120gを見ると、その量にびっくりする。ま、毎日食べるわけれはないからいイカ。グツグツ煮れば出来上がり。

これもよく箸が伸びました。

かぼちゃ煮

特別どうということはないけれど、前回、賞味期限が切れてから6年経過した塩麴を使い味が濃くなりすぎたため、今回は賞味期限内の塩麴を使った。美味しく出来上がり、「賞味期限が切れ6年経った塩麴は使わない方が良い」ことがわかった。5年はどうだろうか…そんなことを考えるのはやめよう。

調理器具

「落し蓋」というものを度々使うようになった。煮物などの水分の蒸発を抑え、調味料の旨味を食材に染み込ませるためのものだろうか。それは文字通り「蓋」でよいのだろうけれど、クッキングシートを使うレシピを何度も見た。子どもたちがバレンタインデーのチョコレートづくりで使った残りのクッキングシートが役に立った。クッキングシートを自分が買うことになるとは夢にも思わなかった。

そしてその商品のコーナーを見ると色んな調理器具があるではないか。竹輪の穴に食材を充填するもの、卵の黄身と白身を分けるもの、半熟卵の出来具合が色でわかるものなどなど、使ってみたいものばかりで、ついつい買ってしまった。上の3つは国産表示がある。日本の中小企業が頑張っていて嬉しい。

これらの器具を使って、調理をもっと楽しもうと思っている。

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