妻の金言 11月5日

懐かしい時を求めて

阪神タイガースが38年ぶりに優勝した。

今日は日本シリーズ第7戦。オリックスの宮城投手を打てる気はしなかったが、名投手でも負けることはあり、勝負事はやってみなければ分からないので少しは期待していた。

阪神の先発投手は青柳で、初回に大量失点して試合が決まってしまうことも考えられたが、何とか凌いで回が進んでいった。そうか、青柳のような変則投手はパリーグには少ないから打ちあぐねているのだ。

ノイジーのホームランには驚いた。2戦連発だし、シーズン最後にも連発していて、これで来年の契約更新は決まったのではないか。

ノイジーのホームランで3点を先制したが安心はできなかった。友達とLINEでやり取りしながらのテレビ観戦。友達が「勝ったな」と言っても「まだまだ」と何度も応え、9回2アウトでも「まだまだ」と慎重な姿勢を貫いた。

そして優勝の瞬間…いや、そのほんの少し前に、横田慎太郎のユニフォームがテレビに映し出され…涙が出てきた。

思い返せば甲子園での第5戦。点を取れる感じがしなくて諦めかけた8回裏、妻が突然「高いヘルメットを買ったのになぜ被って応援しないのか。貴方がヘルメットを被って応援しないから負けているのではないか。被りなさい」と命令した。

そうか、そうかもしれない。背筋を伸ばし、ヘルメットを被ってテレビの前に陣取った。するとそこから猛攻撃が始まり6点をとって逆転したのだ。やはり妻の言うことは正しかった。

なので今日はヘルメットを被って応援した。最終回はユニフォームを着た。優勝した。

次は38年後か…。100歳まで生きていればもう一度日本一を味わえる。よし健康に気を付けて長生きしよう。

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