取り留めのない一日 10月18日

修理

今日からプロ野球クライマックスシリーズ・ファイナルステージが始まる。この日までの時間が長く感じた。阪神が初戦を飾れば日本シリーズ進出に有利になるが、負ければどうなるかわからない。

朝から試合が始まる18時が待ち遠しい。時間が早く経過するよう、やり残していた宿題を片付けることにした。

まずは妻の靴の修理。買ったばかりなのに底が剥がれてしまった。安物は駄目だと捨てようとしたのを、一応直してみるよと預かっていた。

接着剤で貼り合わせてクランプで固定するだけ。

次に首が落ちてしまったメモばさみ。首が胴から離れているのに目を開いているのが気味悪い。早く直さないと夢に出てきそうだ。これも接着剤でくっつけるだけ。

無事くっついたというのに嬉しそうな顔ひとつしていない。なんだその目は!ありがとうの一言くらい言えよ!と口をついて出そうになるのをぐっとこらえた。

そんな素材であっても接着できるよう、色々な接着剤を持っていると便利。

次に、ゴミに出そうとしていた鉄の柵と小さな木の棚を合わせてみたら、幅がぴったりだった。

よし、針金で固定しよう。

漆の道具を手に取りやすくなった。

そうだ、拭き漆に使うてるてる坊主「たんぽ」を作っておこう。ティッシュペーパーをラップで包み、布で包んでゴムでとめる。高価な漆が布に沢山染み込まないようにするための知恵である。

そして久しぶりの漆塗り。お椀二つと2重の容器を塗っている。2重の容器は何に使うかまだ決めていない。

そんなことをしていたら、やっと17時に近づいてきた。あとは夕飯の準備をすれば試合会時間がやってくる。

酒を飲みながら観戦するか、もう一日肝臓を休めるか悩むところ。金曜日と月曜日に飲み会があるから休めた方がいいのだろうけれど…。

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