昔一緒に活動していた仲間で静岡の居酒屋に集まった。東は御殿場、西は掛川から。
先輩が予約してくれたのは駅構内の「しずバル」の個室。午後5時に乾杯するのは私達だけのようで、店内は閑散としていた。
クラフトビール「ベアード沼津ラガー」で乾杯!
波打つガラスジョッキが美味しさを引き立てる。
地元の魚、サクラエビに舌鼓を打つ。
名称がわからなくなってしまったが、サトイモ、厚揚げ、豚肉を煮てドレッシングをかけた料理を食べた。
浜松餃子でお腹を満たす。
酒は、萩錦駿河の生一本、杉錦、若竹大井川を堪能。
その他、きのこグリル、揚げシラスじゃこ豆腐サラダ、フィッシュアンドチップス、静岡おでん盛り合わせ、無農薬野菜の色々漬物などを食べたが、いちいち写真なんか撮っていられない。積もる話が山のようにあるのだ。
昔はプライベートな話はあまりしなかったように思うけれど、皆、現役を退き仕事の話題は過去のものになりつつある。
学生時代にロシア文学を専攻し、ロシアを旅したOさんの話。今も世界を旅するHさんの世界史。
2時間の制限時間を迎えたところで会計を済ませる。1人5,200円。
入店した時とは異なり、店内は満席で活気にあふれている。まさしく金曜日の夜の居酒屋だ。
外に出て、もう少し話をしましょうと、駅の反対側の居酒屋街に向かった。
「あと1杯だけ飲みましょうか」「そうね、1杯だけね」と先輩が応えた。
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