蝶の徳利(成型)

懐かしい時を求めて

教室で注文した「ろくろ」がやっと届いた。送料含め1万円近くしたが、30年以上使えるというから資産でもある。

陶芸はここからスタートだ!と思うと、自宅での成形ながらもちょっと緊張する。

駄作を次々に生み続けるのはもうよして、一つ一つよく考えながら作ろう。

イメージした形を厚紙にした。

こんな道具を使う。真ん中の「?マーク」のような器具は自作した。買うと、材は違うが1,000円くらいする。右の二つは漆芸用で一つは自作。一番左はアイスキャンディーの棒。いつか何かに使えそうだととっておいたのだ。

基本は「手びねり」だが、注ぎ口の部分だけは「たたら」の手法で厚さが均一の板を作って巻いた。

蝶の形は漆塗りの時に使ったプラスチックの型を粘土にあてて原型を作り、粘土用の器具を使って成型した。

左のUの字の道具は、成形したものを切断する時に使う。買うと600円くらいするけれど、100円程度で自作できた。LEDライトは100均で買ったもので、徳利の中に光源部を突っ込んで中の具合を確認するのに役立った。

モデルのアゲハは、私が育てたアゲハチョウの形を木から切りだし、漆で模様をつけたもの。カリンバを作ろうと思ったが、器具を取り付けて模様が見えなくなってしまうのが惜しくてただの飾りにしていた。やっと出番がやってきた。

蝶は両面に描いている。細かいところが成形しきれていないが、素焼き後にヤスリで整えようと思っている。午前中から夜10時まで続けたけれど、そこで集中力がきれてしまった。

釉薬をかけるまでに1か月程度の時間がある。釉薬のかけ方についても予習しておく必要がある。

コメント

タイトルとURLをコピーしました