お金の力 7月1日

懐かしい時を求めて

静岡に出かけるのは2週間ぶり。毎日家の階段を上り下りするか、狭い庭を歩く程度にしか体を動かしていないので、電車に乗って25分の都市に出かけるのはちょっとした出来事だった。

電車の乗客は若い人が多く、マスクをしていない人は3割ほど。沖縄で新たな感染の波が発生したことが影響しているのかと、久しぶりにマスクを着用した。

裏通りを歩いていると何か新しいものに出逢えそうで、この町で再び働くのも楽しいかもしれないと思ったりもした。

勉強会のテーマは「学校統廃合」に関することで、東京から来た大学の先生のお話を聞いた。

学校の統廃合の背景には「人口減少、税収源の中、公共施設延床面積を縮小し、将来的に算定される改修工事の不足予算を回避するための公共施設等総合管理計画」がある。

教育施設の統廃合、特に小中学校については、地域コミュニティの存続にもかかわる問題でありながら、地方財政の健全性の確保が最優先され、そこに、小規模や少人数教育に対するマイナスイメージを付与されることで、大きな疑問が持たずに進められるケースもあるように思う。

「お金がないのだから仕方がないでしょう」というなら、なぜお金がないか考え、その原因を解決する方法を考えなければいけないのではないか。

「お金」を真っ先に考えるのではなく、とりあえず「お金」を除外した上で優先順位をつけ、そこに「お金」を充てていく。当たり前のことだけれど、昨今「お金」の力が強くなりすぎ、「お金」とその他の関係が逆転してしまっているようだ。「価値観や優先順位は人それぞれですからね」という批判の声が聞こえてくるが、「お金」に重点をおくと色々なところに歪みが出てくる。「お金」はないと困るが、「生活費ちょっとプラス」くらいで生きている人に、多くが失ってしまった古き良き日本人を見る思いがする。

そんなことを考えながら世間話をし、地酒を8種類ほど飲んだのだった。

家族以外と話をすること自体でテンションが上がり、久しぶりに難しいことを考えたため、今日の私はちょっと変な感じだった。

コメント

  1. コンニチハ。
    アクセスデキマシタ。
    カンソウヲヨムコトガデキテキョウミブカイデス。

    atokパスポート トイウモノノカイヤクヲシタノデ、
    ショウショウフベンデス。

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