もくじ
イメージに追いつく作業環境を
- 木工、漆塗り、カルトナージュなど気が向くまま、あれこれつくっていますが、途中で工具が見当たらず、作業がイメージに作業が追いつかないときがあります。
- 工具類を使いやすいように整理しよう思い…即行動です。
材料選び おにぐるみ
- 木目が綺麗で何となく買っておいた板を取り出しました。この板は耳(樹皮)つき。
- その色と曲線を生かしたものをつることにします。
- 3枚で7000円くらいしました。
うじくん
買ったものが無駄にならなくてよかった
寸法とり
- クローゼットから作業台を引っ張り出して、台の上に板をおいて寸法を記します。
- 材料を有効に使うため、板を縦半分に、奥行き12センチの棚をつくることにします。
- 両サイドが曲線なので、どこを中心線にするか悩みましたが、おおむね12センチとれるところとします。
切断
天板、底板、側板、仕切り板
- 丸鋸を使うときは、皮膚をさらさないよう長袖長ズボンに手袋。目を守るためにゴーグルを。粉末を吸い込まないよう防塵マスクを。
うじくん
昔ギターを弾いていた3人のメンバー…植木屋が親指を落とし、大工も指を落とした。次は私ではないかといつもドキドキしている
45度接合を目指す
- やったことがない45度の接合を試みます。
- とっさに糸鋸を選びましたが、これは大きな判断ミス。
うじくん
45度に切断する道具は他にも持ってるのに、その時みつからなかった…
- 接合部分が45度にならないので、調整することにします。
- 鉋でシャキシャキと削りますが、平らにするのは意外と難しい。
- サンダーも使ってみます。
側板に棚ダボ穴を開ける
穴の大きさを決める
- 直径5ミリのダボを入れるためには、何ミリの穴を開ければよいのかわからず、近くの工具店の店員に聞いたところ「5ミリ」でした。
うじくん
あとで商品説明を見たら、ダボの直径は4.9ミリで、表示の「5.0」は、開ける穴の大きさを示していることがわかりました
穴の深さを決める
- 商品説明に「7ミリ」とあり、板の厚さが15ミリなので、8ミリに決めます。
- 掘りすぎて板を貫通してしまうことがないよう、ドリルにテープを巻いて目印にします。
- いい感じじゃないですか。やる気出てきました。
- 穴を開けては棚ダボを入れて確認。これを繰り返します。
やすりをかける
- 240番と400番を使います。
組み立てる
- 45度接合の四隅など、ボンドで固めます。
仕切り板に棚ダボ穴を開ける
- 2枚重ねて穴を開け、それぞれが半円になるようにします。
- クランプの跡が木材に残らないよう、使わない板で挟みます。
- 多少余裕を持たせ…ダボが入るか確認します。
- 仕切り板をダボに乗せて確認します。
裏板を貼る
布を貼る
- ベニヤ板では味気ないので、お気に入りの布を貼ることにします。
- ボンドと短い釘を使って固定していきます。
- はみ出たところを切ります。
ベニヤ板を貼る
- 鉋とヤスリを使って大きさを本体に合わせます。
- 布の色と模様が映えていい感じですが、何か物足りない。
できあがり
- 棚位置を5センチ刻みで調整できる棚をつくったのだから、もっと棚を増やそうと、おにぐるみを1枚追加購入。1630円追加。
- 正面からだと普通の不細工な棚にしか見えませんが。
- 横からだと板が均一でないのがいい感じです。
うじくん
性格がねじれたわたしのような棚になったな
- 机の上に置いてみました。
- 日常使う工具、道具を収めてみました。
- ちょっとおしゃれ感があった奥の布が…写真では見えませんが、作業する私には見えています。
- 色々なものが整理でき、イメージから作業のとりかかりまでがスムーズに行くようになりました。
- 直角、直線を確保することの大切さ、難しさを痛感しました。
- 構想から完成まで2日かかってしまいましたが、この次はもっときちんとしたものを、もっと短い時間でできると思います。
- 走りながら考える。まずはやってみなくちゃわかりません。
うじくん
そう言ってみたものの…走ってばかりで精度が足りないままだな
コメント
工具棚、製作お疲れ様でした。
今回も快心の出来栄えでしたね。
もしかしてら、無垢材は新間製材所で購入?てな、わけないか!
しかしながら、マジで職人並の作りとなっていますね。
次は何を製作予定ですか?
職人のようにはいかず、しかしどうすればもっと綺麗にできるか、少しだけわかりました。
次は球体のラジオです。乾漆、色漆、蒔絵です。