白岩寺ウォーク 9月26日

懐かしい時を求めて

運動の日

「火曜日を運動の日とする」と妻が高らかに宣言した。妻の言うことは絶対であり、その瞬間に火曜日は運動の日になった。

自動車を10分走らせ山のふもとの駐車場へ。自動車が10台ちょっと、自転車やバイクが20台ほど止められていた。

白岩寺

頂上の白岩寺公園までは僅か15分の登り。

日頃の運動不足を解消するため、まずは気軽にできることから始めようということになった。宣言した妻は私よりも運動不足。見たらわかる。

などと上から目線で言えるのは今のうちだ。体力、精神力ともに妻の方が数段上回っており、いずれ階級は逆転する。

スズランやツユクサをわき目に見ながらゆっくりと登っていく。

中間点に寺がある。ここの娘は同級生であり、住職はかつて私と同じ職場で働いていた。真面目にお勤めしているだろうか。ここから上にはトイレがないので、必要ならばここで済ましておく。

頂上の公園に向かう。

マメアサガオだろうか。

小さな展望台から町を眺める。大井川にかかる蓬莱橋が小さく見える。

遅れて妻も休憩。

白岩寺公園

やっと頂上の公園に到着。

富士山を確認するのを忘れてしまった。

水分補給して竹のベンチに座ると、ツマグロヒョウモンのメスが日を浴びて体を温めている。

近づくとちょっとだけ逃げる。

アゲハもやってきた。しかしピントが合わない。

下山

妻の体が休まったところで山道を下る。

鮮やかな色のキチョウ、クマバチを目で追ったが通り過ぎてしまった。

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)のようだ。実は綺麗と言えばそのとおりだが、毒々しい感じもする。調べたらやはり有毒だった。

ケイトウの花。

通行止めの脇道。オオスズメバチかぁ…。大群に襲われたら怖いなぁ。

お、なんだこれは。どうやら、キイチゴハモグリダニの幼虫がクサイチゴに造った虫こぶで、クサイチゴハケフシと呼ばれる虫こぶのようである。幼虫の大きさは0.2㎜程度だという。

お茶の花だろうか。鮮やかだ。

伊太和里の湯

汗をかいたので温泉へ。大人520円。イオンのクレジットカードを提示すると割引になるらしい。

男湯には10人ちょっとの客しかいなかった。ここに最後に来たのはコロナ前。随分と久しぶりだったので、ロッカーの使い方に戸惑ってしまった。

湯あたり寸前まで体を温め、食事処で昼食。

妻がメニュー表を見て迷っている。梅おろしそばがいいが、チャーシュー麺も食べたいという。

両方食べればいいと提案する。残った分を私がいただくことにした。妻は「なんて気が利く夫だろう」と見直したに違いない。

梅おろしそば810円
チャーシュー麺870円

今日はビールが美味しいぞと、たっぷり買って冷蔵庫に入れた。夕方になるのが待ち遠しい。

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