断捨離 10月9日

懐かしい時を求めて

毎日家の中で過ごしているため、快適な居住空間を求めて日々右往左往するようになった。

あの家具がこの位置にあるのは不便ではないか、キーボードを弾きたくなる部屋になっていないのではないか、観葉植物が多すぎるのではないかなどなど、要は物が多すぎるのである。

その要因の一つに衝動買いがある。綺麗な物、面白い物があれば「出逢いを大切に」と深く考えずに買ってしまう。

もう一つは手に入れたものを手放せないことである。何か家に運び入れたら、その体積分を処分すれば家の中が乱雑になることはないが、できない。

カメラを入手する際に手持ちのカメラを下取りに出している知人がいたが、私にはできず、防湿庫に入りきらないカメラが何台もある。無駄なお金を使ったのだなぁとは思う。

今日はバッグをクローゼットから出してみた。これまでにも何度か処分しているが、まだこれだけあるのだ。今回は思い切ろう。

文房具も沢山あるので調べて見ると、寄付を募っている団体があった。電話をするのに二の足を踏んでいるが、ハサミ、ホチキス、クリップ、鉛筆、シャープ芯、クリアファイル、ノート、メモ帳、便せん、封筒などなど、売る程にある。無駄遣いをしたものだ。

旅先で買った焼き物、雑貨なども沢山あり、今日、木製の銚子を発見した。どこで買ったのか記憶にない。さっそく今日から使うことにした。

燗酒を入れて杯に注ぐ。猪口には「湯ノ山」と書いてあるから、これは湯の山温泉で買ったのだろう。温泉宿を出てロープウェイで山を登り、一面の雪景色に驚いたことを思い出した。季節外れの積雪のようで、薄着ではしゃいだ記憶がある。

漆もギターもお休みして、この1週間は片付けオンリー。料理も妻と半々である。

片付けも意外と体力が必要で、布団に横になればすぐに朝が訪れる。

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