この掛け軸も友達からいただいたもので、ゴミ箱に捨てられる直前に「待った」をかけて家に持ち帰った。
プロの絵の実物を間近で見るのはやはり贅沢だと思う。
どういう人が描いたのか調べるのも面白い。
「岳水」は私でも何となく読める。ネットで調べたところ「井出岳水」のようである。
1899年(明治32年)-1982年(昭和57年)の画家で、現在の山梨県南都留郡富士河口湖町に生まれた人らしい。
30歳の頃に中国に移住して日本画塾を開き、1946年(昭和21年)に帰国したとウィキペディアにある。
鶴や鷺を描いた木版画が有名で、東京国立近代美術館に所蔵されているとのこと。
花のオシベはこうやって描くのか。
今、大黒さんと恵比寿さんの掛け軸を飾っているところだが、正月が過ぎたらこの牡丹の掛け軸を飾ることにしよう。
昔の人がしたように、掛け軸を替えて家の雰囲気を変える楽しみができた。
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