霊感に支えられて 5月27日

哲学

イタコの予言

もう10年も経つだろうか。叔母がイタコに父親(私の祖父)の霊を呼び出してもらい話をした時のこと。イタコの話に最初は、「そんなことは一般論的で、だれにでも言えることだ」と思っていたのが、だんだんと外部の人には知りえない話になり、気味が悪くなり真剣になったということだった。

そのことは叔母からの手紙で知ったわけだが、手紙の本旨は「『3番目の子が〇〇年〇月〇日に命の危険がある』と言われた。それは貴方の母のことだ」というものであった。

叔母も気持ちの悪い手紙をよこしたものだと思った。しかし子どもの頃から霊感がある人が何人も身近にいたため、私にはそういう能力はなくても、そういう世界があることに疑いは持っていなかった。

予言どおり、Xdayが近づくにつれ母の体調は悪化していった。迷いを払い、同居している妹に手紙のことを伝え、協力し合って母に寄り添っていた。

Xdayを過ぎほっとして家に帰った数日後、母からSOSの電話が入り鳥肌が立った。幸い、あらかじめ予言していただいたことによりある程度の準備ができていたため、命はとりとめた。叔母とイタコに感謝している。

ガンの宣告

その母がガンの宣告を受けた。ステージ2の乳がん。転移していないとしても高齢なので、治療は体への負担が大きい。高齢のため進行は遅いだろうと希望的推測をする。

霊感の強いいとこに何を感じるか尋ねる。「暗いものは感じない」との答えに、重ねて希望を抱く。精密検査は1週間後だ。

娘についての予言

娘が中学生の反抗期の時、霊感の強いいとこに「この子はどうなるのだろうか」と、心配して尋ねたことがある。返ってきた言葉は意外で「今は位置がずれているけれど、最終的には家族にとって一番頼りになる子だ」「21という数字が見えた」との答えだった。

その後、この娘は結婚して子を産んだ。嫁いで親のことを気遣うようになり、私はいとこの言ったことを(すっかり忘れていたが)思い出した。ちょうど娘が21歳の時だった。

様々な霊感

私が知る霊感のある人たちは、自ら積極的にそれらについて語らない。私が尋ねたら答えてくれたことが殆どだ。

他には、子どもの頃トランプの「神経衰弱」で、全て透視でわかってしまうのでわざと間違えなくてはならず面白くなかったという人。くじ引きで、箱の中を透視し、頻繁に当たりくじを引いた人。人の感情が色で見える人。色々なタイプを耳にするが、いずれも能力は子どもの頃の方が強いようである。

「今の科学で説明できないことは存在しない」と決めつけてしまうのは惜しいと思っている。

私の場合、「今日は〇〇さんに飲みに誘われそうだ」とか、「○○さんに嫌われている」ということを敏感に感じるが、それは霊感とは言わないのかもしれない。

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