懐かしい時を求めた1年 ③カリンバ制作

DIY・手作り

カリンバ

カリンバは以前からつくっていて、最初の作品がビギナーズラックで市販品よりも良い音がしたため、より綺麗な音、より大きな音を求めて試行錯誤することとなった。

猫のカリンバは、ギターで言えばマーチンのドレッドノート型の迫力ある音を目指してつくった。しかし大きな音は鳴るものの、高いキーの伸びが足りない。音(振動)について勉強しなければいけないと思った。

猫のカリンバ出来上がる 4月12日
猫のカリンバにやっと器具を取り付けることができた。器具の取り付けは2回目だが緊張する。器具の取り付け方法については情報がなく、試行錯誤しているところ。金属を1本1本穴に通し、細いペンチを使って両端を枕木に乗せていく。写真のように全...

勉強のため、市販のパーツセットを使わずに、廃材などを利用してカリンバをつくった。市販品には適うはずもなかったが、全てのパーツを自作するための第一歩になったかもしれないと思う。

カリンバを自作する 4月23日
これまでカリンバを3つ作ってみたが、金属部品については市販のセットを使っていた。調べてみると、金属キーをも自作している人がいて驚いた。ピアノ線をハンマーで平らにしている人や、自作ではないがへアピンを使っている人がいた。動画を見ると、さすが...

シンジュサンのカリンバをつくろうとしたが大失敗。漆のいくつもの工程を経た後だったので落胆は大きかった。

カリンバ 失敗する 5月6日
シンジュサンのカリンバシンジュサンのカリンバ土台に器具を取り付けるため、ネジを押し込んだら、割れてしまった。漆を塗る前に割れ、接着剤と漆で接続したが駄目だった。それでも音はまぁまぁなので、隙間をボンドと漆で埋めて、今後の教訓として...

気を取り直してツマグロヒョウモンのカリンバをつくった。大好きな蝶でこれはオス。メスの方が綺麗だが、漆で再現するのはちょっと難しい。

ツマグロヒョウモンのカリンバ完成 6月10日
大好きな蝶、ツマグロヒョウモンの形・模様のカリンバを作った。自分が撮った写真をトレースする。在庫の木材の中から、大きさと硬さでニレの板を選んだ。トレースした線をカーボン紙を敷いて板に移す。...

高いキーの伸びが足りないのは、振動が伝わる部分が少ないからではないかと、両サイドを長くしてみた。素朴な音がする。残念ながら、音は全体的に伸びない。

カワウ兄妹のカリンバ 6月29日
カワウのカリンバについて、漆を塗る前の段階までを、6月9日のブログに書いた。その後、漆を塗り、キーを取り付けて完成したのでここに記しておく。前回、ここまでの工程をブログに書いた生漆や生漆に砥粉・米糊を混ぜたハチ錆漆...

ギターのようなサウンドホール型よりも1枚板の方が音の伸びが良いので、再度1枚板でつくる。貝を削ってワンポイント模様を描いた。思った通りの音が出た。

ミニチュアダックスの螺鈿カリンバ出来上がる 7月21日
黄金週間に作り始めたカリンバがやっと出来上がった。時間がかかってしまったのは、貝と板の表面の段差が思った以上で、それを解消するために数十回漆を塗る羽目になったからだ。5月6日、胡桃の木にアコースティックギターのラインを描いた。...

引き続き1枚板でつくる。1枚板の厚みを増せばそれだけ振動も大きくなると考えた。まずまずの良い音がする。

ヒドリガモのカリンバ出来上がる 7月28日
下地塗りの工程までを7月3日のブログに書いたが、その後、色漆を塗って完成したのでここに記しておきます。呂色漆に卵白を混ぜて塗り、デコボコをつくって乾燥させたもの。その上に青の漆を塗って乾燥その上に緑...

古代生物を描いたが、色漆のコントロールが難しかった。これもまずまずの音。

パラペイトイアのカリンバ完成 8月24日
5月22日にとりかかったカリンバの続きです。電動糸鋸で切り出しました。ヤスリをかけて木地を整えます。漆で下地を作りました。絵が消えてしまいました。細かく描く必要はありませんでした。白漆を塗ってみまし...

音に関して言えば、1枚板でつくれば失敗はない。ギターのようなサウンドホール型では、今のところ満足する音を鳴らすことができていない。

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